かまくらトランス
今週のお題「雪」
催眠術師のシロです。
そんな私も昔は普通の大学生でした。
大学生のころ、東京で珍しく大雪が降りました。
その日はラグビー部の練習の日だったのですが、さすがに今日は練習はないだろう、とほとんどの人がクラブハウスに来ませんでした。
なんとなく来てしまった人数人で、
じゃあどうする?
かまくらつくろうよ!
そして中で鍋しよう!
みんなでかまくらをつくることにしました。
たぶん雪国出身の人がいなかったのでしょう。
誰も鎌倉の作り方を知りませんでした。
まず雪の塊で壁を作っていきました。
失敗です。
かまくらは雪山を作ってから中をくり抜くものなんです。たぶん。
作戦を変更して私達は大きな雪山を作りました。
雪山ができました。
でもスペースの都合上、掘るのは一人でやらなきゃいけない。
珍しい雪にテンションがあがった私は立候補して、一心不乱にシャベルで雪を掘り始めました。
中のスペースがどんどん広がって居住空間ができていくのが最高に楽しい。
もう夢中です。
2時間ほども掘り続けたでしょうか。
ようやく形になって、かまくらからはいでてきたときには、とっぷりと日は暮れて、仲間たちは全員帰宅していました。
たぶん「もう帰るよ〜」とか言ってたのかもしれない。
でも、気づきませんでした。
あまりの楽しさに、我を忘れたのです。
確実にトランス状態でした。
トランス状態というのは、自分を開放したようである種快感です。
周りのことを気にしないでなにかに熱中している状態というのは気持ちがいいものです。
催眠術もまずリラックス系トランスの状態に導いてから、催眠状態に持っていきます。
顕在意識が活動を低下させているから、余計なことを考えない。
それがいいんです。
催眠から覚めると、スッキリとした気持ちでリフレッシュしています。
トランス状態を経験したいなら、
かまくらを掘るか、うちの体験会に起こしくださいw