催眠マスターズクラブ東京

東京在住の催眠術師シロが、楽しい催眠の世界を紹介するブログです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

催眠術体験会 無事終了です

先日12/29は令和元年最後の催眠術体験会でした。 ものすごく深く入った人、軽く入った人、そして残念ながら全く入らなかった人、いろいろな反応がありました。 催眠術師側も集中力を切らさずによく頑張ってくれました。 一人目:Sさん(男性) 手違いで会場…

カリギュラ効果

あまり聞き馴染みのない言葉かもしれません。 このへんてこな言葉にはちゃんと由来があるのですが、それは各自調べていただくとして、その効果とは ○○されると気になっちゃってしょうがなくなる というものです。 この○○の部分にはどういう言葉が入るでしょ…

合同体験会でした

今日は合同の催眠体験会でした。 hayashisadatoshi.com かけられたい被験者としての参加とかける催眠術師としての参加方法がありますが、私は催眠術師として参加しました。 今日は催眠術師と被験者でペアを組み、30分ごとに入れ替えを3セット、最後に時間…

体験会:一般募集です

ここで告知するのをすっかり忘れていました。 12/29(日)に目黒付近で催眠術体験会を開催します。(今回はメンサ会員限定ではありません) 一日限りで募集人数も少なく恐縮ですが、ぜひご検討ください。 詳細はこちら↓↓↓ peatix.com 以前どこかで書きました…

怖い夢を見る人は強い

こんな記事がありました。 gigazine.net 私が気になったのはこの部分。 ここから研究者は「人は覚醒時によりよい反応を示すために、夢の中で恐ろしい状況をシミュレーションしている」と仮説を立てています。「夢は、将来の反応のための訓練であり、私たちが…

問題ないと思えば問題ない

今日はゲームのアイディアのために、レーダー技術について軽くウェブ検索していたらとても興味深い記事を見つけました。 blog.goo.ne.jp アメリカの警察関係者が何千件もの銃撃戦ケースを調査したところ、撃たれた部位が致命傷には程遠いのにもかかわらず、…

カウントダウンの力

3,2,1,ハイ! カウントダウンは催眠術でよく使います。 1,2,3,ハイ! というカウントアップを使うときもありますが、数を数えるという行為はどういう効果があるのでしょうか? 期待感を煽る効果があります。 最近こんなツイートがバズっています…

退屈が嫌い

あなたは何もしないでぼーっとするのは好きですか? 好きな人も嫌いな人もいると思います。 それは性格の違いでしょう。 ですが、もしあなたがボーッとするのが好きな人だとしても、あなたの脳は刺激を常に求めています。 前も書きましたが、私の知人に、2…

誤解で殺される時代

催眠術師として多くの人と会ってきましたが、やはり「なんだか怖い」「操られちゃう」というイメージを持つ人が多いのに気が付きます。 そういうイメージを持つという気持ちは理解できるのですが、その数、割合が私にとっては意外に多いのです。 昔欧州で魔…

喜びはわけて、悲しみは一緒に

なにかとってもいいことがあったとします。 やったーーーーー!!!!!うれしい!!!!! 心の底から喜びます。 散々喜んだ後、続けて同じぐらいいいことがおきました。 やったーーーーー!!!!!うれしい!!!!! この喜びはどれぐらいでしょうか? …

ぬか喜び

何かいいニュースに対してとても喜んだのだけど、蓋を開けてみると現実は違った、なんてことをぬか喜びと言いますね。 その時の落胆はかなりのものです。 これ、なんででしょう。 何も変化がない状態をフラットとして、いいニュースがプラス、悪い現実がマイ…

少しの違和感

最近も見かけるのかわかりませんが、渋谷などで、大きな音を出しながら走る宣伝トラック通称「ヴァニラトラック」。 ヴァ〜ニラ、ヴァニラ、ヴァ〜ニラ♪ キャバクラなど高額バイトを斡旋するサービスの宣伝トラックです。 この音楽が少しアホっぽくて、でも…

スピーチ半分うまくいきました

先週土曜日は目黒TMC(トーストマスターズクラブ)で準備スピーチをしました。 準備不足、練習不足で、制限時間をオーバーしてしまいました。 TMCでは投票で最も良いスピーチに投票して1位を決めるのですが、時間オーバーすると投票対象ではなくなります。 …

潜在意識を認識する

人には顕在意識による行動と潜在意識による行動があります。 あります、と言い切っていますが、完全に分かれているわけではなく、複雑に連携しあっているでしょうし、行動はどちらの影響もあるので、無意識の行動、潜在意識による行動は正確にいうならば 潜…

ヘッドバンキングとジェットコースター

ヘビメタバンドの演奏者や観客が、頭を前後に激しく揺さぶるヘッドバンキング。 ジェットコースター。 この2つには共通点があります。 それは、脳を揺らしているということです。 物理的に脳を揺らすと、脳はトランス状態になります。 だから、みんなヘッド…

肩をポンポン・・・

静かな部屋で時計の音に耳を澄ませていたり お坊さんが木魚をポクポク叩いているのをじっと聞いていたり すると、なんだか眠くなってきたという経験はありませんか? 脳は単調なリズムの刺激に弱いんです。 単調なリズムの刺激を意識すると途端にその刺激に…

完全トランス

以前も書きましたが、催眠状態はトランス状態の一種です。 トランス状態とは、通常とは違う意識状態を指すので、催眠とイコールではありません。 起こったり喜んだり、心配したり緊張したり、平常とは違う状態をトランスと呼びます。 ですが、この程度は日常…

だめな催眠療法士

仕事中、ちょっと息抜きに自席のPCで映画のトレーラーを見ていると、後ろからポンと肩を叩かれました。 振り返って見ると、久しぶりに話す同期の女の子でした。 そこで私が催眠術師・催眠療法士になったことを伝えると、彼女は随分前(15年以上前)に名古…

環境が揃っていることはベストではない

今週のお題 今週のお題は漫画ということで、今日はとある古いマンガにちなんだ記事を書きます。 プロゴルファー猿。 知っていますか?藤子不二雄の漫画で、野生児の猿丸が木を削り出した万能ゴルフクラブで強敵を倒していくというストーリーです。 そのゴル…

眠りの権威に学ぶ、質の高い眠り

スタンフォード式 最高の睡眠 という本がある。 世界最高の呼び声高いスタンフォード大学の西野精治教授が唱える質の高い眠りを実現するために、いくつか知っておくべき重要な要素がある。 睡眠中に成長ホルモンが出るのが質の高い睡眠である。 成長ホルモン…

不安がないことが不安

不安障害の人は、不安がなくなると今度は不安がないことに不安を覚えます。 あなたが不安症でなくても、なんとなく気持ちはわかるかもしれません。 平和すぎて不気味だ。 平和すぎて不安になる。 なぜそんな感情が湧き出てくるのでしょうか? それは今までが…

言葉を理解するための時間

今日は金曜日。 もうすぐ仕事も終わる! 明日から週末だ! そう考えている時に 「明日、出社頼むね。」 なんて言われたら、 「え?」 と理解するのに時間がかかると思います。 想定と全く違うのと、事実を認めたくない気持ちが働いてその言葉を飲み込むのに…

何度も言われるると・・・

例えば、普通の知り合いから 好きですわ〜 いいですわ〜 かわいいっすね〜 素敵ですね〜 とくり返し言われたら、はじめは 「何言ってんの?w」 なんて返していても、 いや、マジっすわ〜 惚れちゃいましたわ〜 やっぱり好きですわ〜 一緒にいるだけで幸せで…

勝負は夏から始まっていた

今週のお題「秋の空気」 最近は涼しくなってかなり過ごしやすくなってきました。 そうなると俄然秋感がでてきて、 スポーツの秋だの 読書の秋だの 食欲の秋だの 言い出します。 わかります。 夏は暑すぎて何もやる気でないですが、こう過ごしやすいと何でも…

制限がある方がクリエイティブになれる

人によるとは思いますが、何かを作り出す時、制限がある方がクリエイティブになれる場合があります。 制限があると、 なにかが制限されてて無理 →では制限されていないところはどこだろう? →その制限を逆手に取ることはできないだろうか? →代わりになるも…

脳にいい

今週のお題「運動不足」 運動の秋なんていいますね。 あなたは運動不足ではありませんか? 私は朝ジョギングをするのですが、夏の地獄のような暑さと止まらない汗から開放されて、逆になんだか拍子抜けしています。 完全にMですね。 適度な運動は確実にスト…

文章による伝承の限界

私の催眠術の先生は書籍を多数出版しています。 私がまだ催眠術師になる前、その書籍に書かれているとある技法の説明を読んで 「こんなことが本当に効くのかな???」 と思った記憶があります。 なぜなのかはわかりませんが、とにかく疑問を持ったのです。 …

はみちん催眠

その昔「行け!稲中卓球部」という漫画がありました。 卓球漫画(本筋は全然違いますが)なのですが、その中で伝説のサーブがあります。 それが はみちんサーブ。 www.google.com ここに画像は貼りませんが、これを繰り出された対戦相手ははみちんを思わずガ…

相手が与えたいイメージを指摘する

人を喜ばせる方法の一つに「こういう人だと思われていたい」というイメージをバッチリ指摘するというものがあります。 例えば私は、 会社でどれほど偉くなっても、本当はTシャツにジーンズみたいなカジュアルな格好、もっと言えば短パンですごしていきたい。…

急な変化はきつい

ゆでガエルという言葉があるのを知っていますか? カエルを水に入れてだんだんと温度を上げていくと、温度の上昇に気づかず茹で上がってしまう、という例えです。 真偽の程はさておき、人は急な変化を嫌います。 しかし、段階的に少しずつ変えて行くと、結果…