恋人と別れた人を狙うのは・・・
TVのバラエティで、ハーフキャラ、おねえキャラ、いじられキャラといったような言葉を聞いたことがありますか?
キャラとは、役割、立ち位置といったような意味合いだと思います。
番組の出演者を考えるときに、そういうキャラの概念を考慮に入れていると思います。
ハーフキャラは概念なので、実際に日本人と非日本人のミックスである必要はありません。
ここではなんとなく白人とアジア人の混血のような雰囲気を持っていればハーフキャラです。
日本人(モンゴロイド)と中国人(モンゴロイド)のハーフなどはハーフの定義に入るのかもしれませんがハーフキャラの概念からは外れています。
このハーフキャラ、結構昔からいますよね?
いつのころからか、番組にはこのハーフキャラが結構な頻度で存在しています。
ハーフキャラという概念が共通の認識になったのです。
そして、このハーフキャラ、人は変わっても概念は残り続けていますよね。
スザンヌ、ローラ、滝沢カレン、シェリー、ダレノガレ明美、マギー・・・
ですが、ほとんどの場合、番組には一人しかいません。
一人で役割を果たすので二人は必要ないのです。
そして重要なことは、一人が消えるとその穴を埋めるように新しい人が出現して埋めるのです。
特定の人ではなく、番組を構成する枠を埋めてくれる人がいれば、役割を果たしてくれる人がいれば、問題ないのです。
誰かが空けた役割を、別のだれかがやってきて演じる。
誰かが空けた穴を、別の誰かが埋める。
これは自然な成り行きなのだと思います。
少し話がずれますが、生物の収れん進化というものがあります。
【収斂進化】異なる系統の生物が,環境要因などで同様の選択圧に曝されることにより,似かよった形態へと,それぞれ進化を遂げるような現象。
イメージしやすいのが
イルカとイクチオザウルス(太古に絶滅した魚竜の仲間)、
非常に形が似通っていますが、前者は哺乳類、後者は爬虫類で、全然違います。
元々陸にいた生物が海で魚を追って食べる暮らしを続けていると同じような形になるという例です。
生物はできた隙間をそのままにしません。
空きができれば必ずそこを埋める生物が出現します。
空きがあるということはそこにはライバルがいないということ。
そこを制覇すれば天国。
そうやって適応していき、役割・立場を獲得する。
恋人と別れた人にアプローチをするのはそんなときです。
その人は「横に恋人がいる」という枠の概念が出来上がっています。
でも今その枠は空いている。
心にぽっかり穴が開いているんです。
その隙間を埋めるべくあなたが登場(選択肢として浮上)すれば、空いた枠にすっぽりとはまって恋人という役割を獲得できます。
長時間放置すると、その人はあなたではない誰かを枠に当てはめるか、枠自体を解消して恋人がいない状態になじんでしまうかもしれません。
もし気になる人が「最近恋人と別れたんです。。。」と言っていたら、アプローチをするチャンスです。
「今は新しい恋を考える気にならないの・・・」
と言うのは、すぐに次を獲得するのははしたない・節操がない(と思われたくない)、と考えているからです。
相手はあなたの中にある相手のイメージを守ろうとします。
「きっと(あなたに)こういう印象を持たれている」
「(あなたに)こういう印象を持ってほしい」
、結局はあなたの中にいる自分を守りたいだけです。
(潜在意識では穴を埋めたくてしょうがない状態になっています)
どうひっくり返ってもあなたに1ミリも興味がわかない、という場合もありますが、先述の理由であなたに興味が持てないと思い込んでいる可能性もあります。
そんなわけで恋人と別れた人を狙うのはベストチャンスです。
どういうアプローチがよいのかはケースバイケースになりますが、玉砕しているとしか思えないような唐突すぎる方法と、いつまでも切り込めないマイルドすぎる方法はだめだというのだけは書いておきますw
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すべてを結びつける思考
10年以上前私が勤める企業の創始者の方と奥様と少しだけお話したことがあります。
言葉を完全には憶えていませんが、奥様がこんな内容のことををおっしゃっていました。
うちの旦那は隊列を組んで飛んでる雁をみて、どうしてあんなふうに飛んでるのかなー、なんていってそれを仕事に活かせないか、といつも何を見ても仕事に結びつけてましたね。。。
実際にそれが仕事に活きたかどうかは別にして、この
「何でも仕事に結びつける」
思考態度が重要なんだな、と思います。
人はしらずしらずに自分のフィールドに引き込んで考えてしまう傾向があるとは思いますが、そもそも身の回りの現象に興味を持っていて、少し深く考えるクセがないとそれはできませんね。
「商品券より大麻の有効利用解禁!」
コロナウィルスで弱った経済に対し、政府が行う国民への補助をどうするか、という議論に対しての元女優・高樹沙耶さんのコメントです。
彼女は何かあるごとにこういうことをよく言っているようです。
何を見ても、大麻解禁に結びつけるのですねw
おそらく大麻解禁にもメリットはあるのでしょうが、高い確率でそれよりももっと簡単でいい施策が結構すぐに見つかると思います。(私の主観です)
でも、彼女はまずこう思ってしまう。
これ、こと大麻解禁という筋で考えると個人レベルでは残念な感じですが、社会という集団で考えると選択肢を提示するという意味では有意義だと思います。
このようにそのことだけを日夜考え続けている各業界から提案を出されたら一度話を聞いてみよう、となります。農業、漁業、飲食、コンビニ、流通・・・それぞれどういう視点、どういうストーリーで解決・改善・救済できるのか。
私のいるゲーム業界からだって提案できます。
結果的に他から出てきたアイディアに劣る可能性もありますが、そうやって選択肢として出てくるのが重要です。
四六時中一つの分野のことを考えていて、そこに外からの情報(課題)をインプットしたら、その分野が絡んだ何かがアウトプットされます。
重要なのは一つの分野狂いであることと、そこに外からの課題を取り入れる姿勢の2つです。
先日の記事とつながりますが、そうやって自分のフィールドに自分ごととして一度取り込んで考えることこそが個性の活用だと思います。
打率は100%ではありませんが、0%でもありません。
世界を変えるすばらしいアイディアが実現するときこういう思考の流れがあることも多いと思うのです。
私もゲームと催眠の視点で世の中をよくできないか考えてみます。
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あぶく銭を逃さない方法
ギャンブルで大儲けしたお金、パーッと使ってしまって、気がついたらなくなってた、なんて話を聞きますね。
臨時収入があった時、気をつけましょう。
その臨時収入、あなたの手に負えないからなくなってしまうのです。
残念ながら無意識にいつもの自分に戻そうとして、余分なお金を放出してしまうのです。
そんなバカな!
と思うかもしれません。
でもこう考えちゃいますよね?
「どうせあぶく銭だし、使ってももとに戻るだけだし。せっかくだから!」
そして、ちょっと手始めにちょっと使うと以前の状態になるまでずるずると使ってしまいます。
これって、普段のあなたに戻ろうとする心理が働いているのです。
私の催眠術の先生の本にも同じようなことが書いてあります。
先生はこれを器と表現しています。
自分の器に入り切らないものは持て余してしまう。
この器は、多すぎればあふれるし、足りなければ満たそうとします。
足りないケースとはなんでしょうか。
よく「芸人は高い部屋に住め」と言われています。
これは、器自体を少し広げる(身の丈を少し超える)ことで、足りない収入を埋めようとし、結果的に成功につながる、ということなのだと思います。
あぶく銭が入ってきた時、どうすれば良いでしょうか?
生活が赤字なら生活費として補填しなければなりませんが、あくまでも追加なのであれば、すぐに小さな消費には回さないことです。
半年ぐらい寝かせます。
貯金か投資といった形で富をそのままキープします。
するとじわりじわりと「臨時収入の分の金額を持つ自分」に変容します。
器が広がっていきます。
お金の使い方が上手に(慎重に)なります。
もしかしたら貯金や投資を続けるといった選択肢を継続するかもしれません。
というかそうする可能性が高いです。
そんなの楽しくないじゃん!
て思うかもしれません。
でも、楽しい思いをするお金は、収入を増やしたり、節約をするといった日常の器を広げる努力で獲得すべきです。
あぶく銭を逃さず、しっかり資産とすることでより大きな飛躍が望めます。
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ゲームが好きではないゲーム開発者ってありなの?
ゲームに興味ある人なら、ネットでこのようなことを言われているのをよく聞きます
ゲーム会社ってゲーム好きを雇わないらしいぜw
ゲーム会社内には開発者以外にもたくさんの職種(法務、総務、経理など)が存在しますが、ここでは
ゲーム会社ってゲーム好きを(開発者として)雇わないらしいぜw
という意味で語られていると捉えます。
また
ゲームの企画をする人はゲームオタクではだめだ
なんてことも聞きます。
ゲームを作ったり企画を考えたりするのにゲームが好きなことが邪魔になっているとでもいうような論調が見られます。
主な根拠は「ゲームしか見ていないため視野が狭く、既存のゲームのコピーのような企画や表現しか出てこないため」というようなものです。
本当でしょうか?
私はゲームのプロデューサーとしてこう思います。
ゲームの開発者になるためにゲームが好きなことはほとんどの場合必須条件だと思います。
やはりゲームのトレンドや歴史、なぜ面白く感じるのかなど、ゲームのいろいろな側面をできるだけ知っている方がゲーム開発には役立ちます。
新しいレシピを開発する料理研究家でたとえてみましょう。
料理に興味のない料理研究家が説得力ある料理を作れると思いますか?
食材、調理器具、科学、栄養、味、香り、見た目など多くの知識を総動員して行うレシピ開発、興味がない人にはできないと思います。
なにかを作り出すのには
インプット → ごにょごにょ → アウトプット
というプロセスを踏みます。
私はこれを発想のプロセスだと考えています。
この「アウトプット」に関しては、かなりの部分が既存の知識の助けを必要とします
料理研究家のレシピ開発でいえばやはり最終的なアウトプットは料理の形である必要があるし、ゲーム開発者はの最終成果物はやはりゲームとしての体裁を保っている必要があります。
そういうわけでゲームが好きでないとだめだと思うのです。
ただ、「インプット」と「ごにょごにょ」に関してはちょっと事情が違います。
ゲームオタクが「ゲームしか興味がない人、視野に入っていない人」という意味であれば、よほど突き抜けた人でない限り、やはり十分ではないと言えると思います。
話は少しずれますがバイオミメティクスという言葉を聞いたことがありますか?
生物模倣と言われる概念で、生物の様々な仕組みを自分たちの生活に役立てようという考えです。
わかりやすいところで言えば
オナモミからマジックテープを発想
とか
蓮の葉が水をはじくところからヨーグルトがこびりつかないふたを発想
とか
そういうのです。
全然違うところからエッセンスだけを抜き出して応用させていますね。
ゲームのアイディアもこういう違うところから引っ張ってくる、着想を得ると、より豊かで驚きを与える発想ができるようになります。
このように横にある違う筋から着想を得る思考を水平思考と呼びます。
※対して同じ筋を突き詰めて発展していく思考を垂直思考と呼びます。
- 子供の遊び「だるまさんが転んだ」の面白さのエッセンスをゲームに反映できないか
- 釣りの楽しさをゲームに持ち込めないか(釣りゲーという直球もありですがそれ以外に)
こういうのを、
なぜ面白いのか?
を一生懸命考えると、ゲームの企画に役立つことがあります。
これが「ごにょごにょ」の部分で「分解」「連想」「応用」とでも呼べばいいんですかね。
ゲーム好きな開発者がダメなのではなく、他のゲームを参考にしたとしてもこの分解・連想・応用がしっかりできておらず、あまりひねりのないストレートな模倣になっていると、ユーザーから「劣化コピー」「パクリ」などと批判されるのでしょう。
ゲームは人を楽しませるために開発者が知恵を絞っているのですから、ヒントはゲームの外よりも多いに決まっています。
ただ、それだと閉じていて、いつまでもドラスティックな発展にはつながらないでしょう。
そういうわけで、ゲームの開発者は、ゲームが死ぬほど好きでも全然問題なくて、
- (ゲームに加えて)インプットのチャンネルが多ければ
- ごにょごにょ(分解・連想・応用)がうまければ
- ゲームでそれをアウトプット(具現化)する知識があれば
いいのだと思います。
ゲーム開発を他の分野に置き換えても成立する話だと思います。
それこそバイオミメティクスとか、料理研究家のレシピ開発とか。
ただ、ゲーム好きゆえにゲームの世界に思考がとらわれて抜け出せないという傾向はあると思います。
自己催眠を習慣的にすると物事をフラットに見ることが上手になります。
指導できますので興味がある方は↓までお気軽にお問い合わせください。
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自転車保険に加入する義務について考える
東京都では2020年4月1日(来週)から自転車保険の加入が条例で義務付けられました。
月額340円で最大保証2億円のau損保などいろいろ選択肢があり、どれに入ろうか考えている方も多いと思います。
私も自転車を日常的に使いますので加入義務があります。
ですが、結論から言うと、私は入りません。
理由
- (賠償が必要なレベルの事故は)発生確率が低い
- 義務不履行のペナルティがない
- 家計が苦しい
家計が苦しいといえども、正直これぐらいの金額は特に問題はありませんが、
- ちりも積もれば山となる(小さな支出だとしてもきちんと精査し納得してから払うべき)
- 自分で思考し自分の人生に責任を持つ
という観点からも入る必要はないと判断しています。
「入る義務があります。」
「わかりました。入ります。」
と思考停止して素直に従うのも一つの選択肢ですが、私に言わせれば
「いらんもんはいらん」
です。
ましてや不履行によるペナルティがないとなると、入る理由が見つかりません。
私が社会的な責任を果たしていないと感じますか?
確かにあなたは自転車保険に入らない私の話を読んで
「私があなたの自転車とぶつかったらちゃんと賠償してくれるんだろうな!?できるんだろうな?」
と思うかもしれません。
もちろんそういう事態になれば持ちうるリソースを総動員して責任を全うしますよ。
でも、あなたは以前賠償が必要なレベルの自転車事故に遭ったことがありますか?
起こりえないんです。そういう事態は。
まずは、保険に対する理解を少し深めてから持論を展開します。
各自が任意で入るものに
等があります。
「万一に備えて・・・」
とどうしても心配になってしまう気持ちはわかります。
未来はわからないものです。
お金に余裕があればできるだけ入っておきたいですね。
そもそも保険の支払額と保証額はどうやって計算されているのでしょうか?
保険とはみんなでお金を出し合ってお金をためておき、万が一の不幸が起きた人を助け合う仕組みです。
過去の事例と統計に基づいて、将来の確率と期待値を導き出して計算しています。
例えば60歳以下向けのガン保険。
60歳以下の人がガンになったらいくらぐらいコストがかかるのか
がわかれば「これぐらいもらえれば何とかなる」という保証額の目安が見えてきます。
そして
60歳以下でガンになる人が人口の何%か
と
この保険に加入する人の見込み数
がわかれば、おのずと一人当たりの保険の支払額が見えてきます。
これらを過去の統計などから推測します。
これを純保険料と呼びます。
この計算は国の承認が必要です。
ですから厳密に言えばどの保険も無茶苦茶な料率ではなく、妥当な計算であるはずです。
(だからといって考えずに入ればいいというものではなく、自分に必要かどうかという視点で吟味・取捨する必要はあります。自転車に乗らないあなたが自転車保険にはいる必要はありません。)
そして我々が支払う保険料は、この上に保険会社のコストや利益「付加保険料」が乗っかっています。
我々が払う保険料=①厳密な純保険料+②保険会社のコストや利益
となります。
ネットライフ生命などはオンライン化を進めて人件費を最小化することで②(のコスト部分)を抑えているから安くなっているはずです。
②はいったん無視して主要部分の①に関しては
掛け金(保険料)と保証内容のバランスを見るとその事故の発生確率(体感)とその保険が自分にとって必要かどうかが見えてきます。
一般的には
小さな掛け金で保証が大きい保険はそれだけ発生する確率が小さい
と言えます。
ではこの自転車保険、どうでしょうか。
月額340円で最大保証2億円
最大保証2億円もあるということはケース単体ではそれだけどえらいことになる可能性があるということです。
しかし月額340円は非常に小さい。たくさんの人が加入しないと2億円にはならないですね。
何と比較して小さいか、とは言いにくいですが体感として理解できると思います。
これを踏まえて私の判断は
自転車保険に頼らなければならないレベルの事故はそうそう起きない
というものです。
どこまで行っても常に
「そりゃー、確かに起きちゃったらどえらいことになるけど・・・」
というのが付きまといますが、
まず、そんな事故は起きません。
もう一ついうなら
「私は過去にそういう事故を起こしたことがない」
という事実も追い風となります。
年々老化で反射神経、運動能力、認知能力が衰えていくことを考えればこの実績を根拠にした自信はよりどころにできなくなっていくとは思いますが、少なくとも行動パターンや危機意識に関してはすでに実証済みで今後も改善していくことができるでしょう。
それでも不安をぬぐい切れないという方のために一つのエピソードと一つの考え方を共有します。
火災保険のエピソード
私の母(73)は所有する一戸建てに一人暮らしをしています。
ある時私に相談の電話がかかってきました。
火災保険の更新どうしようか、と。
どうやら10年間で200万円ほどかかるらしいです。
私は更新する必要はないと伝えました。
- 今までの73年間、自宅が火事になったことがあったか→ボヤすらない
- 現住所に移ってからの30年間、隣近所からのもらい火事があったか→気配すらない
- 最悪、今日家が完全に消失しても、マンション暮らしに切り替えるほどの蓄えはあるか→ある
- 今の自宅はもう築30年にもなろうとしている。建物自体は価値はない。
- 家が消失する喪失感とお金の話は別だ。保険金が入っても喪失感からは逃げられない
- もう高齢だしそもそもその200万円は自分自身のために使うべき
それで親は納得して更新をやめました。
保険はギャンブル
>保険とはみんなでお金を出し合ってお金をためておき、万が一の不幸が起きた人を助け合う仕組みです。
私はこう書きましたが、これ、何かに似ていると思いませんか?
そうです。宝くじです。
みんなのお金を集めて、それを選ばれた少人数に再分配するという本質的な部分で共通しています。
宝くじの3億円が当たる確率(体感)は 3億円÷300円、100万分の1です。
一枚購入して当たる確率は0.0001%です。
3億円、当たったことがある人、周りにいますか?
とても珍しいですよね?
そうです。保険は宝くじと一緒で外れる可能性の方が高いんです。
実際には3億円は複数ですし、前後賞とか、小さなあたりがあるので、これほど単純ではありませんが、多くの場合当選金総額が購入額を下回るでしょう。
先ほどの自転車保険、これもこのような単純な計算ではありませんが、
2億円÷340円、58万8235分の1です。
58万分の1、ピンときませんね。
例えば58万円をすべて一円玉にすると、一円玉の重量は1グラムなので、58万グラム、580Kgもの重さになります。
それぐらいの量の中の一円玉一つだけがアタリ(ハズレ?)=事故です。
毎回自転車に乗るたびにこの一円玉の海から一枚を抜き出して特定の一枚を引き当てるかどうか(引いた一円玉は戻します)。58万日=158年引き続けると当たるかもしれません。
一生続けても当たる気がしませんね。
自転車保険に入りますか?
という問いを
340円の宝くじを毎月買うギャンブルに乗りますか?
という問いに置き換えれば、うちの家計判断ではNOです。
保険はすべていらないと言っているわけではありません。
私は私の判断で必要だと思うものだけに加入しています。
行動経済学的には人間には「損失回避バイアス」といって
大抵の人は金額が同じ場合、利得の喜びよりも損失の痛みをより感じやすい(敬遠しやすい)
という特徴があります。
こういうバイアスは
- 強烈な経験をする
- 私の持論のような話に深く納得する
と軽減されます。
また、自己催眠もバイアスを和らげる効果があります。
自己催眠を習慣にするとより合理的な判断ができるようになります。
自己催眠の指導が必要な方はご連絡下さい。↓
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催眠術体験:Iさん(男性)202003
催眠術体験のフィードバックです。
体験者情報
- 男性
- 35歳前後(?)
- 初めて
感想
>1.セッション前・中に関して
⇒元々TVで見たことがあるレベルの知識しかなかったので、
実際体験するとどうなるんだろうという興味がありお声がけさせて頂きました。
セッションを受けさせて頂いて感じた&驚いたことは、
・右手の上げ下げで本当にブワァっと動いた!
(挙動としてはこれが一番ビックリしました)
・肩に血流が集まり暖かくなったのがはっきり分かった
・催眠中も意識ははっきりしているのが意外だった
・確かに抵抗しようと思えばできそうだった
というあたりでしょうか。
それと「かかってみたい」という気持ちが結構あったのも良かったように思いました。
「かからない」と決めて抵抗すればかからなそうと感じたのと、
「かかる」際に自分の意志で後押ししているような感覚もあったので、
催眠術自体のすごさも感じつつ、僭越ながら被験者と協力してやっていく
側面もあったりするのかなぁと思いました。
>2.セッション後に関して
>肩の暖かさ・睡眠・機嫌などに変化があったか
⇒肩の暖かさに関しては、やって頂いてしばらくの間は、肩のあたりがポカポカ暖かい感じが持続していたと思います。
睡眠に関しては、最近バッタバタで疲れすぎていてすぐ寝てしまうので…笑、
いい影響はあったかもしれませんがあまり分かりませんでした。
機嫌に関しては、当日は穏やかな気持ちが続いていたような気はします。
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催眠術体験:Fさん(女性)
催眠術体験のフィードバックです。
体験者情報
- 女性
- 30前後(?)
- 初めて
感想
先週は貴重な体験をありがとうございました。不思議な感覚がしたものもあって面白かったです。
1.セッション前の気持ち、モチベーションや知識
→やったことがなかったので、TVでみるイメージのまま想像していました。
(かかった時のリアクションすら妄想してました。)
2.セッション中の話や感想
→掛ける側の一方通行だと思っていたしたが、かかる側もイメージをする、リラックスするといった協力(?)同調して初めて、催眠術がかかる条件が揃うということなのかなと感じました。
なので、TVで「かからない!」と豪語ししている人は非協力的なんじゃないかな、と…。(とはいえ私もかかりにくかったのかもしれませんが)
手に辞書が乗って~…というのは、本当に手が下がっていく感覚があったのでびっくりです。
3.セッション後になにかあれば
→次の日の朝、早く起きれました。これが一番すごいと思いました。ありがとうございます!
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未来を予測し、答え合わせをする
風は吹けば桶屋が儲かる
ということわざがあります。
英語だと Butterfly effect が近い言葉かと思います。
ちょっとしたことが後に大きな影響となる、とかちょっとしたことが考えてみればことの始まりだった、みたいな意味です。
ここまで極端でなくても、今こうなっているからこう、そしてその次はこう、の2段階ぐらいまで先なら、明確な因果関係や影響があったりするものです。
常日頃から、
現状や経緯から
未来を予測し
その答え合わせをする
という作業をシていけば精度が上がっていって、
- 商品開発
- 組織運営
- 投資
などに役立ちます。
当然予測能力をあげることがキーとなるのですが、もう一つ重要なことがあります。
正解をたくさん経験することで、自分が導き出した確度の高い予測を信じることができるというメリットがあります。
予測が正しいというわけではありませんが、例えばこういうときです。
今、コロナウィルスで世界経済が混乱していて、株価が乱高下している。
一日に10%も上げたりする日があるので、参加したい。
→しかし、冷静に考えれば今はリセッション(景気後退)のフェーズなので、参加すべきではない。今は我慢の時期。
もしこの、ギャンブルの射幸心に似た感情を抑え込んで、我慢の時期を経て、その後冷静に対処することで資産を守れたり、儲けが出たりすれば、これは自分の予測に自信が持てますし、自分の(負の)感情に勝った成功体験として刻まれます。
日常の興味あることでいいので、なにかニュースを見て次、または次の次に起こることを予測して、答え合わせをするクセを付けることをおすすめします。
もし何かが起きたときに「あーこれは予測しておきたかった」と事後に思うようなことがあれば、そうなった背景、経緯を調べることも予測能力の訓練になります。
例えば、私が最近行った推測、予測はこうです。
コロナウィルスで世界中で外出が推奨されなくなった。
→室内でゲームをする人が増える。日本は休校だし。
→任天堂のフィットネスゲーム「リングフィット」の需要が伸びる。
→年末は品薄だった。
→年末時点でメーカー希望小売価格 7,980円 だったが、アマゾンでは 12,000円 と高騰していた。
→あれから供給不足は解消されたかわからないが、ハードウェアの製造なんてそう簡単にスピードアップできないはず。
→今はコロナウィルスの影響で確実に製造や流通鈍化の影響を受けている。(中国の)
→需要高&供給薄で、きっと価格がもっと高騰しているに違いない。
答え:今アマゾンで 17,000円まで高騰中!
正解!w
今うちにあるリングフィットを子供から取り上げてメルカリに売れば利益が出ますw
子供が泣くからしませんけどw
さらにここからの将来を予測すると、
中国の新規感染者数が減ってきているとのニュースがありますが、本当か怪しいですし、本当だとしても供給の安定化はまだ先だと思われます。
リグフィットの需要は、生命力に溢れた子供が一日中家にいて、彼らのエネルギーを発散させるという目的から来ているものも少なくないと推測します。
リングフィットの価格は、休校の目処が立たない間は上がり続けると見ています。
少なくとも下がりはしないと思います。
転売は忌み嫌われていますが、株などの売買は誰も問題にしません。
ですからこういう予測能力を鍛えて投資に役立てると幸せになれます。
私はプロではありませんが、このような思考で資産を増やしました。
(もちろん過去には失敗もしています)
世界経済が大混乱している今、私はすでにリスク回避をしていて、とにかく今は余計なことは何もしないで、来たるべき投資タイミングを虎視眈々と狙っています。
このような思考ができるようになるために物事をフラットに見ることも大事です。
こうなってほしいという希望は持っててもよいですが、その気持によって観察眼や思考が鈍らないようにしなければいけません。
そのためには自己催眠が最適です。
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投資に関するお話も興味がある方はお尋ねくださいw
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物事をフラットに見る
1999年に作られた映像があります。
白いシャツを着ているチームが何回パスをしたかわかる?
正解は・・・映像の最後の方に明かされます。
そしてその時・・・
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
ゴリラが紛れ込んでいたことに気づきましたか?
初見だと分かる人は少ないと思います。
別に分かる人がすごいとか、すごくないという話ではないのです。
人は集中していたら他のことへの集中力が下がるということなんです。
人はいろいろなものを見落としています。
まあそうしないと脳がやっていけないからなんでしょうけど。
まあそれはそれで本能なのでいいでしょう。
ゴリラに気づかなかったと言って落ち込む必要もありませんし、気づいたからといって得意になっても仕方のないことです。
でも人間社会においては時にフォーカスをずらして考えることが幸せに結びつくことがあります。
どういうときにフォーカスをずらしたほうがいいかと言うと、偏見とか、思い込みとかそういうのが良くない方に働くときですね。
視野が狭くなって、目の前に落ちているチャンスに気づかず逃してしまう。
なにかに集中しているというのはある意味脳が緊張しているわけですから、催眠術や自己催眠によって脳の緊張を一度ほぐして棚卸しをすることで、少しずつ視野が広がったり、フラットに見えてきたりします。
自己催眠で、潜在意識を書き換えてスーパーマンになれるというのは幻想です。
ですが、自己催眠でよりフラットで柔軟な脳を手に入れることができます。
自己催眠の指導、ご相談ください↓
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パニックに陥った娘
私の3人の娘は3/2から幼稚園、小学校、中学校がコロナウィルス対策で休校となって家にこもっています。
そんな中、中2の長女が熱を出しました。
39度を超え、辛そうです。
日中もベッドにこもり、寝ています。
ある時、長女が憔悴した様子で泣きながら起きてきました。
「4000円(?)を検索して!早くしないと死ぬ」
みたいなことを訴えながらパニックになっています。
つられてパニックになりかけの妻を制し、まず私は妻にタミフルのような幻覚を誘発する薬を飲んだか確認しました。
飲んでいないそうです。薬のせいじゃない。
次に目の前で4000円をパソコンで検索して見せました。
大した結果が出ないとわかっているからです。
「ほら。検索したよ。」
ここで娘は目が覚めてきたのか、検索を実現したことで焦る気持ちがそがれたのか、少し落ち着ました。
次に私は呼吸を確認しました。
過呼吸にはなってないけど、ペースが速くなっています。
ゆったりした椅子に座らせ、私も正面に同じように座り、娘の両手を握りました。
「パパの目をみてごらん。
そう。
そして目をつぶって。
パパの言うとおりに深呼吸しよう。
鼻から大きく息を吸って、口から細く長く、ストローを加えているみたいな感じでゆっくりと息を吐く。
いい?
じゃあやってみよう。
はい、息を吸って・・・」
深呼吸を3回しました。
だいぶ落ち着いてきました。
「・・・はい、目を開いてごらん。
このパパのこのボタンをみて。
じーっとみてて。
そのまま聞いて。
パパがひとつ、ふたつと数えるから、そしたらゆっくりと目を閉じてゆっくりと目を開ける。
スローモーションみたいに目を開け閉めするよ。
いい?
ひとーつ・・・」
これを10回ほど繰り返した後、目を閉じたままにしておいてまた深呼吸を3回。
「気づいたら、呼吸が落ち着いています。
次は自分の心臓の鼓動を探してみてごらん。
難しいけど5秒ぐらい探したら見つかるから。
見つかったらドクンドクンを30回数えて。
数え終わったら目を開けていいよ。」
「どう?
心臓のドクンドクンわかったでしょ?」
「落ち着いた?」
「うん」
「さっきの4000円を検索してってなんだったの?・・・」
とさっきまでのパニックは普通じゃない、おかしい状態だったことを認識させました。
またこんな感じになったら目を閉じてさっきの深呼吸をやってごらん、と伝えました
一件落着です。
催眠術の知識と技術を応用して、効果的に気持ちを落ち着かせることができました
「目を覚ませ!ほら、大丈夫だから!落ち着け!」
みたいに相手の世界観を完全否定して急に現実に引き戻そうとしたり、「落ち着け」と直接命令するよりも、今回の私の対処の方が効果的だったと思います。
いったんは相手の世界からゆっくりと現実を見せていって、「落ち着く」ではなく「深呼吸をする」という動作そのものに意識を向ける。
そして続けて副交感神経を優位にする動作をいくつか行わせて、ますます落ち着かせて、しかも自分に落ち着いてきていることを自覚させる。
そして落ち着いたら、先ほどの状態は異常だったことを認識させる。
それからの24時間、その後も何度か似たようなパニックは発生しましたが、程度は回を追うごとに小さくなっていました。
熱にうなされて、睡眠サイクルも崩れて、こもりっきりでストレスもたまっていたのでしょう。
いずれにせよ、落ち着いてよかったです。
皆さんもパニックになったと自覚したとき、こういう対処を参考にしてください。
こちらもお楽しみください
催眠術師シロのウェブサイト Saimin Masters Club Tokyo
見えないものを見る力
有名な「ドゥンカーのろうそく問題」というのがあるそうです。
ご存じの方にとってはつまらないですが、お付き合いください。
【課題】
ここに
- ろうそく一本
- マッチ一束
- 画鋲一箱
があります。
そして壁にはコルクボードがかかっています。
ろうそくをコルクボードに固定し、火をつけてください。
ただし、溶けたロウが床に落ちないようにしてください。
この文章だけで、まっとうな解答を思いつくでしょうか?
ろうそくの大きさはどれぐらい?
とか
マッチだけでは火がつかないぜ!
とか
いろいろ細かいところで突っ込みどころはあるでしょうが、
ろうそくは手に収まるサイズで小指ぐらいの太さ
マッチでちゃんと火はつく
など「普通」に考えてください。
【模範解答】
画鋲の箱をロウを受け止める皿付きのろうそく立てに見立て、コルクボードに画鋲で固定する。
固定された箱の上にろうそくを置いてマッチで火をつける。
いかがでしょうか?
ここで気づいてほしいのは「箱」の存在です。
画鋲の箱を使いました。
画鋲一箱は画鋲だけではなく箱が存在しているんです。
箱を使えばとても簡単なんです。
与えられた文章の条件でこの箱の存在に気付いたでしょうか?
これに気付くのは文章からビジョンを作れる人だと思います。
(言語能力が高い人、思い込みが少なく注意深い人も気づくでしょう)
文章から、(人によっては)見えない箱を見ることができる能力を持っています。
例えば
問題にこのアイテム群の画像を追加したら箱に気付く可能性があがり、正解率は上がるでしょうし、
ましてや画鋲と箱を別々に描いたら、アイテム数が4になり、どう組み合わせるかというだけの問題になり、正解率は上がります。
さらにいうと、実物を手渡して課題を与えると、誰もが正解するでしょうね。
この、文章から見えないものを見る力はあるに越したことはありません。
- プロダクトデザイン
- イベント企画
- ビジネス企画
いろいろな場面で活躍します。
催眠誘導でもあなたに場面を思い浮かべてもらう時があります。
あなたは催眠状態なので結構リアルに思い浮かべることができます。
その時、私とあなたのイメージの不一致が起きないように足並みをそろえる方がよりスムーズに誘導できます。
ですから催眠術師は何かをイメージしてもらうときはできるだけ正確に描写して、あなたに伝えることが重要です。
曖昧な描写だと、あなたが補完するために思考を巡らせたり、お互いの想定が違うことで、催眠の深さにブレーキがかからないようにしています。
例えば「あなたは今海にいます。」とだけいうと、それはビーチなのか港なのか磯なのか沖なのか海中なのかわからない、もしくは自分で勝手に想像してしまい、誘導側とはイメージが乖離してしまいます。
優秀な催眠術師の誘導を受けるときは見えないものを(自分で補完して)見る力は不要です。
与えられる暗示やイメージをそのまま楽しむようにしてください。
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必要なストレスだけ持っていこう
老若男女だれでも生きていれば誰でもストレスを抱えています。
ストレスを感じるというのは自分を守るために脳が緊張しているということです。
- 試験日が近い→試験に失敗してダメージを受ける自分を避けたい
- 新生児であるわが子を守る→健やかに育てることに失敗してダメージを受ける自分を避けたい
- お金が足りない→お金がなくやりたいことができない、食べていくことができない自分を避けたい
- 先生や上司に怒られる→叱責を自分への攻撃だと感じたり自己嫌悪で気分が落ち込む自分を避けたい
心配の種、ストレスの種はどこにでも転がっています。
ただ、そのストレスの要因と自分の脳の緊張は必ずしも一致していません。
ストレス要因=緊張
ストレス要因に対し、必要十分な緊張を持っている状態です。
電車に乗っていて降りる駅を適度に気にしている状態も緊張のバランスが取れていると言えます。
ストレス要因>緊張
ストレス要因に対し、緊張度合いが弱すぎる状態です。
電車に乗っていて降りる駅を気にしな過ぎて乗り過ごすということはよくある失敗です。友達とのおしゃべりやスマホの動画に夢中で乗り過ごしてしまいそうになったという経験はありませんか?ああいう状態です。
ストレス要因<緊張
ストレス要因に対し、緊張度合いが強すぎる状態です。
電車に乗っていて降りる駅を気にしすぎていると、乗り過ごしはしませんが、とっても疲れます。
ストレス要因=0でも不要な緊張が残る
また、ストレス要因がなくなった後でも緊張する癖が抜けなくて無駄に疲れてしまうということもあります。
たとえば、新生児であるわが子と一緒に横になって眠っているとき、赤ちゃんが「ふぇ・・・」と声を上げただけで目を覚ましてしまうお母さんの話。
緊張してますね。睡眠が浅くなってしまいます。
そして年月が経ち、わが子が十分に成長して別の部屋で寝るようになっても、その緊張が抜けずにわずかな物音でも起きてしまう、といったようなこともあります。
これは不要な緊張と言えます。
こうして考えると、ストレス要因に対する脳の緊張は必要十分なだけが最も健康的に過ごせるというのは理解できると思います。
人間社会ではは生命の危険が極力少ないので、いっそのこと緊張しなさすぎぐらいがちょうどよいと思います。時折見かける「肩の力が抜けた人」ぐらいの感覚が理想の状態なのではないでしょうか?
緊張が少ない、リラックスしている状態の方が思考も判断も冴えるというのはわかると思います。
この、緊張の棚卸ができるのが催眠術(催眠療法)です。
催眠誘導によって一時的に脳の緊張を全開放します。
その後日常に戻るとまた緊張が戻ってくるのですが、緊張は反応的なので必要十分なだけ装備できるようになります。
一度で完璧にできるわけではありませんがこのサイクルを繰り返すとだんだんと調整されていきます。
私の催眠誘導を毎日受けることはできませんが(毎日やってほしい~という方もいらっしゃいますがw)、自分でやることもできます。
それが自己催眠です。
有名な自律訓練法、私の先生が開発したフォーカスリラクゼーションなどを続ければこの緊張の棚卸、緊張の調整ができ、よりよい人生を送ることができます。
自己催眠とはいえ独学で習得することは少し難しいので指導をご希望の方はご連絡ください。
私への連絡方法は↓ウェブサイトにあります。
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モノをなくしたときの探し方
今から私が述べるやり方はよくあるやり方だと思いますし、きっとあなたもそうやっていると思います。
子供が同じようにものをなくしたとき、
「ちゃんと探しなさい!」
というだけでなく、子供の成長を願ってこの思考法を指導するとよいと思います。
最後にそれを見た・触った場面を思い浮かべる。
これがあると探索範囲が一気に縮まります。
場面がビジュアルで思い浮かぶのであれば、なくしものはその場面より前までは確実にあったということで探す対象から外すことができるからです。
ただ、記憶違いの線もありますので可能性は完全には捨てないようにします。
例えばここではスマホがなくしもので、ショッピングモールでエスカレーターに乗っているときにスマホを見たことが最後の記憶としてあるとします。
スマホはポケットやバッグに入れず、手に持っていた気がします。そしてなんとなくそれがまずかったような気がしています。
次に自分で当時の自分をシミュレーションする。
「憶えてないけど、当時の自分はこの状況だったらこう行動するだろう。」
ショッピングモール内のアイスクリーム屋さんでアイスクリームを二人分同時に受け取るために両手がふさがった場面があったな・・・
あの時の自分なら邪魔になるスマホはどうする?
バッグに入れる?
ポケットに入れる?
もしかして、いったんアイスクリームのケースの上に置くかもしれないんじゃないか?
そのあと、アイスを連れに渡したとき、「おいしそう!」とかなんとか言って騒いだし、テンションが上がってスマホのこと忘れたんじゃないか?
こうやって探す場所の候補が生まれます。
記憶を頼りにその当時の自分はどういう反応・行動をするかを推測します。
子供にこのアプローチを促すとき、憶えているかどうかの記憶だけでなく、
「その時あなたはどう思ってどう感じ、どういう行動すると思う?」
と感情を思い起こさせることと、その後の反応をイメージを促すことで記憶と推測が補完しあって、だんだんと探索箇所が浮き上がってきます。
もしどうしても思い出せない場合、催眠術で記憶を探ることもできます。
記憶自体はあやふやなもので簡単に書き換わってしまうので、出てきた結果が絶対正しいとは言い切れませんが、平常状態では手掛かりがない場合に役立つときもあります。
催眠術体験や催眠療法のついでにそういうこともトライしてみることができます。お気軽にご相談ください。
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ジャンケンに全勝するつもりか?
よく成功するために成功者のマインドを学ぼうみたいな話で、
成功者は失敗を失敗と捉えない。
成功するまで挑戦し続けるから成功にたどり着けるのだ。
なんて聞きます。
たぶんその通りなんだと思います。
でも、私も含めて一般人には難しい話です。
だって、失敗を(ネガティブな感情をはらんだ)失敗と認識しない、ナチュラルに本心で思わないなんて難しいですよね。
それに、自分がコントロールできる範囲を超えた要因が絡んでいることだって多々あります。
それでも、脳内シミュレーションして、似たような感覚をイメージすることはできます。
想像してください。
あなたは子供時代に戻って、お母さんと幸せな日々を過ごしています。
今日はお母さんがあなたが大好きなクッキーを焼いています。
「クッキー焼けたわよ~」
10枚もあります。
早く食べたい!
「いただきまーす!」
「あ、ちょっと待って。ママとゲームをしましょう。ママとジャンケンをして、買つたびに1枚あげるわよ。」
あなたはいくら負けても構いません。
とにかく勝てばもらえるんです。
やりますか?
やるでしょ。
ジャンケンを。
クッキーを10枚全部食べるまで。
10回勝つまで。
イメージしてください。
じゃんけんをしている自分を。
一回勝つたびにクッキーをもらっている自分を。
10枚すべてのクッキーを食べ終わった時、お母さんはあなたにいいます。
「わぁ~全部食べちゃったわねえ。おいしかった?ところで、何回負けたかわかる?」
たぶんわかりません。数える必要がないので数えていませんし。
勝ちと同じくらい負けても、倍ぐらい負けても、(10回連勝かそれに近いような特殊な場合を除き)負けた数まではわからないと思います。
「え?そんなの知らないよ。数えてないもん。覚えてないよ。」
成功者のマインドはこんな感じではないでしょうか?
いつかは絶対に成功(達成)するゴールに疑いを持たない。
今までの経験から10連勝は期待していないけど、このジャンケンに10回勝つことは信じている。
そして毎回のチャレンジ(勝負)は勝つつもりで1戦ごとにフォーカスしている。
それがうまくいかなかったら「次こそは!」と気持ちを切り替えて勝負する。
短い時間ながら次の手を出す前には戦略を考えたりもする。
ナチュラルにこういうマインドに持っていくのはむつかしいですし、根性で無理やり持っていけるものでもありません。
ですが、このジャンケンのマインドを脳内シミュレーションして現実の問題に適用してみると感覚がわかって今よりも少しタフになれるかもしれません。
脳内シミュレーションだけでなく、実際に10勝したらもらえるご褒美を用意して、誰かとジャンケンしてみるとその気持ちがわかります。
簡単なのでやってみてください。
経験を通して理解するのが最も良い方法なのです。
私のところで成功マインドを育てる催眠指導ができます。
興味のある方はご連絡ください。
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簡単なデモもやりますよ
先日催眠技術家・催眠療法士としての名刺を増刷しました。
なんか刷りすぎちゃったので出会う人みんなに気軽にあげちゃいます。
名刺だけじゃ、なんだかよくわからないかもしれませんね。
催眠術師なんて初めてあうでしょうから。
ご希望の方には簡単なデモもやりますよ。
談笑の場でさっとやるデモなんて催眠の神髄からは程遠いですが、それでも不思議な力の片鱗を感じることはできると思います。
以前私からもらった名刺をなくしちゃったとしても気にしないでください。
またさしあげますし、またデモもやりますよ。
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