催眠マスターズクラブ東京

東京在住の催眠術師シロが、楽しい催眠の世界を紹介するブログです。

必要なストレスだけ持っていこう

老若男女だれでも生きていれば誰でもストレスを抱えています。

 

ストレスを感じるというのは自分を守るために脳が緊張しているということです。

  • 試験日が近い→試験に失敗してダメージを受ける自分を避けたい
  • 新生児であるわが子を守る→健やかに育てることに失敗してダメージを受ける自分を避けたい
  • お金が足りない→お金がなくやりたいことができない、食べていくことができない自分を避けたい
  • 先生や上司に怒られる→叱責を自分への攻撃だと感じたり自己嫌悪で気分が落ち込む自分を避けたい

心配の種、ストレスの種はどこにでも転がっています。


ただ、そのストレスの要因と自分の脳の緊張は必ずしも一致していません。

ストレス要因=緊張

ストレス要因に対し、必要十分な緊張を持っている状態です。

電車に乗っていて降りる駅を適度に気にしている状態も緊張のバランスが取れていると言えます。

ストレス要因>緊張

ストレス要因に対し、緊張度合いが弱すぎる状態です。

電車に乗っていて降りる駅を気にしな過ぎて乗り過ごすということはよくある失敗です。友達とのおしゃべりやスマホの動画に夢中で乗り過ごしてしまいそうになったという経験はありませんか?ああいう状態です。

ストレス要因<緊張

ストレス要因に対し、緊張度合いが強すぎる状態です。

電車に乗っていて降りる駅を気にしすぎていると、乗り過ごしはしませんが、とっても疲れます。

ストレス要因=0でも不要な緊張が残る

また、ストレス要因がなくなった後でも緊張する癖が抜けなくて無駄に疲れてしまうということもあります。

たとえば、新生児であるわが子と一緒に横になって眠っているとき、赤ちゃんが「ふぇ・・・」と声を上げただけで目を覚ましてしまうお母さんの話。

緊張してますね。睡眠が浅くなってしまいます。

そして年月が経ち、わが子が十分に成長して別の部屋で寝るようになっても、その緊張が抜けずにわずかな物音でも起きてしまう、といったようなこともあります。

これは不要な緊張と言えます。


こうして考えると、ストレス要因に対する脳の緊張は必要十分なだけが最も健康的に過ごせるというのは理解できると思います。

人間社会ではは生命の危険が極力少ないので、いっそのこと緊張しなさすぎぐらいがちょうどよいと思います。時折見かける「肩の力が抜けた人」ぐらいの感覚が理想の状態なのではないでしょうか?

 

緊張が少ない、リラックスしている状態の方が思考も判断も冴えるというのはわかると思います。

 

この、緊張の棚卸ができるのが催眠術(催眠療法)です。

催眠誘導によって一時的に脳の緊張を全開放します。

その後日常に戻るとまた緊張が戻ってくるのですが、緊張は反応的なので必要十分なだけ装備できるようになります。

一度で完璧にできるわけではありませんがこのサイクルを繰り返すとだんだんと調整されていきます。

 

私の催眠誘導を毎日受けることはできませんが(毎日やってほしい~という方もいらっしゃいますがw)、自分でやることもできます。

それが自己催眠です。

有名な自律訓練法、私の先生が開発したフォーカスリラクゼーションなどを続ければこの緊張の棚卸、緊張の調整ができ、よりよい人生を送ることができます。

 

自己催眠とはいえ独学で習得することは少し難しいので指導をご希望の方はご連絡ください。

私への連絡方法は↓ウェブサイトにあります。


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