ジャンケンに全勝するつもりか?
よく成功するために成功者のマインドを学ぼうみたいな話で、
成功者は失敗を失敗と捉えない。
成功するまで挑戦し続けるから成功にたどり着けるのだ。
なんて聞きます。
たぶんその通りなんだと思います。
でも、私も含めて一般人には難しい話です。
だって、失敗を(ネガティブな感情をはらんだ)失敗と認識しない、ナチュラルに本心で思わないなんて難しいですよね。
それに、自分がコントロールできる範囲を超えた要因が絡んでいることだって多々あります。
それでも、脳内シミュレーションして、似たような感覚をイメージすることはできます。
想像してください。
あなたは子供時代に戻って、お母さんと幸せな日々を過ごしています。
今日はお母さんがあなたが大好きなクッキーを焼いています。
「クッキー焼けたわよ~」
10枚もあります。
早く食べたい!
「いただきまーす!」
「あ、ちょっと待って。ママとゲームをしましょう。ママとジャンケンをして、買つたびに1枚あげるわよ。」
あなたはいくら負けても構いません。
とにかく勝てばもらえるんです。
やりますか?
やるでしょ。
ジャンケンを。
クッキーを10枚全部食べるまで。
10回勝つまで。
イメージしてください。
じゃんけんをしている自分を。
一回勝つたびにクッキーをもらっている自分を。
10枚すべてのクッキーを食べ終わった時、お母さんはあなたにいいます。
「わぁ~全部食べちゃったわねえ。おいしかった?ところで、何回負けたかわかる?」
たぶんわかりません。数える必要がないので数えていませんし。
勝ちと同じくらい負けても、倍ぐらい負けても、(10回連勝かそれに近いような特殊な場合を除き)負けた数まではわからないと思います。
「え?そんなの知らないよ。数えてないもん。覚えてないよ。」
成功者のマインドはこんな感じではないでしょうか?
いつかは絶対に成功(達成)するゴールに疑いを持たない。
今までの経験から10連勝は期待していないけど、このジャンケンに10回勝つことは信じている。
そして毎回のチャレンジ(勝負)は勝つつもりで1戦ごとにフォーカスしている。
それがうまくいかなかったら「次こそは!」と気持ちを切り替えて勝負する。
短い時間ながら次の手を出す前には戦略を考えたりもする。
ナチュラルにこういうマインドに持っていくのはむつかしいですし、根性で無理やり持っていけるものでもありません。
ですが、このジャンケンのマインドを脳内シミュレーションして現実の問題に適用してみると感覚がわかって今よりも少しタフになれるかもしれません。
脳内シミュレーションだけでなく、実際に10勝したらもらえるご褒美を用意して、誰かとジャンケンしてみるとその気持ちがわかります。
簡単なのでやってみてください。
経験を通して理解するのが最も良い方法なのです。
私のところで成功マインドを育てる催眠指導ができます。
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