人になじむ
昨日は「場所になじんでないとリラックスしにくいかも」
と書きましたが、それは人においても同じことが言えます。
初めて会う人の前ではリラックスしにくいかもですよね。
あなたと他の参加者・見学者の間では、落ち着いてリラックスできるレベル
あなたと私の間では、催眠術師と被験者としての信頼関係ができるレベル
に到達するまで、少し場所と人になじんでからやる方がリラックスしやすく、成功の確率が上がると考えています。
（とはいえ時間的には５分程度で十分じゃないかと思います。）
このように様々なことに注意を払って、楽しい体験をお届けする努力をしています。
◆催眠術師シロのホームページ
https://smctokyo.amebaownd.com/
◆体験会チケット購入サイト
https://peatix.com/group/6947812
場になじむ
体験会はどういった場所でやるのか、お伝えしていませんでした。
都内のレンタルスペースで行います。
最近は目黒駅周辺でやることが多いです。
私は下見するか、早めに来て場に慣れる、と言うことをします。
結構前に、水曜日のダウンタウンと言う番組でこんな場面をみました。
「開けたら人がいるというドッキリが一番怖い説」（の実証）
みたいな企画がありました。
楽屋や車のトランクなど、思いもよらないところのドアを開けて人がいると怖いよね、と言うやつです。
ドッキリにはめられて「このドッキリって今までで何番目に怖かった？」と聞くとみんな「一番怖かった・・・」と答えます。
３番目ぐらいにすぎちゃん（芸人さん）が「ホテルの部屋の冷蔵庫を開けたら中に人がいる」というドッキリにはめられました。
ホテルの部屋について１分ぐらい経過したところでいきなり冷蔵庫を開けました。
「うわっ！！！」
すぐにネタバラシとインタビュー。
「今までで何番目に怖かった？」
「いや・・・結構順位低いです・・・」
確かにびっくりはしてたみたいですが、他の人が言うほどそこまで怖くなかった、と言うのです。
彼自身も分析していましたが、
「１時間ぐらいいてから・・・だったらですけど・・・この部屋自体が『始めて空間』ですから」
その部屋がプライベート空間になる前に開けたのが原因
のようなことを言っていました。
なるほど。
確かに、そのホテルの部屋に初めて入ってきてすぐは、自分が知っている空間、支配している空間だとは感じていないと思います。
少し時間をかけて、自分が属する空間、自分のテリトリーだと感じてからだと、このドッキリの意外性が大きなギャップとなって怖くなるんだと思います。
催眠術に話を戻します。
あなたにとって会場は初めて来る場所に緊張している可能性があります。
緊張していると、リラックスしにくいかもしれません。
やはり場に馴染むためには少しの時間が必要です。
私も温度、明るさ、清潔さなど快適さには気を配ります。
楽しい体験会だったと思ってもらえるように、こういうことも地味に重要だと思っています。
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催眠術師はサービス業
私の周りの催眠術師みんなが口をそろえて
催眠術はかける側よりかかる側の方がメリットは多い
といいます。
私もそう思います。
魔法の言葉を唱えていれば誰でもいつでも催眠状態になる万能で即効性のある暗示なんてありません。
催眠術をかける方は、今日のあなたの状態をみながら、最大限注意を払って誘導しています。細やかな気配りをしています。
一方、かけられる側は椅子に座って、指示に従っていれば催眠状態に入り、不思議な経験ができ、リフレッシュして、スッキリした気分になることができます。
脳のマッサージを受ける、そんな感じでしょうか？
意外かもしれませんが催眠術師はサービス業とも言えると思います。
（世の中の認識としてはパフォーマーとか、そういうジャンルになるんですかね）
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心がざわつくときは・・・
心と体が連動していることはなんとなくわかると思います。
- 恥ずかしいときに顔が赤くなる。
- スリリングな映像を見ているときに身体が固まっている。
これ完全に心が身体に影響を及ぼしてますよね。
では逆に身体が心に影響を及ぼす場合はあるのでしょうか？
- ヨガや瞑想で目をつぶり呼吸を整えると気分が落ち着く
- サンドバッグを叩き続けるとストレス解消する
よく考えてみればなんだかんだ経験していて実感があると思います。
催眠術師はこの心と身体が連動する性質を利用して催眠をかけていきます。
仕組みは単純といえば単純ですが、催眠のかかり具合は毎回状況によって違うので、それをしっかり観察しながらうまく誘導して、いかに催眠を深くしていくかが腕の見せ所です。
心がざわついていて、平常心を保ちたいのにできないような場合。
心のコントロールは非常に難しく、自分ではどうしようもできないことがあると思います。
そういうときは体からのアプローチを試みます。
イスに楽な姿勢で腰掛けます・・・
目をつぶって・・・
首の力を抜いて、肩の力を抜いて、手の力を抜いて、全身の力を抜いて・・・
鼻から大きく息を吸って・・・
お腹に目いっぱい空気をためて・・・
口から細く長く息を吐き出します・・・
お腹から空気を全部吐き出します・・・
そうして深呼吸を何度か繰り返していれば、だんだんと心が穏やかになっていくのを感じます。
なにか問題があってストレスを感じていた場合、その問題を少し離れた視点で見ることができるようになるかもしれません。
「深呼吸して落ち着く」なんて、誰もが知ってるようなことですが、
改めて、深呼吸は簡単にできて本当に大きな効果がありますので、いろいろな局面で活用してみてください。
また、さらに高度な技術として、自己催眠の手法「自律訓練法」というものがあります。
自律訓練法はリラックス効果が高く、マスターすれば一生モノの技術になりますが、いかんせん習慣化が難しいので、信頼できる催眠療法士のサポートをお願いするのもよいと思います。
私も指導できますので、興味がある方はお声掛けください。
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英語をうまく喋るコツ
日本人は発音を気にしますよね。
確かに大事です。
例えば英語の「TH」の発音。
難しいですよね。
最近アメリカの一部ではこの発音が姿を消しつつあるんだとか。
代わりに「F」の音が使われているそう。
Healthy → Healfy みたいな発音をする人が増えてきているらしいです。
ですけど、もっと大事なのはアクセントです。
THだろうとFだろうと、きっとアクセントはそうそう変わりません。
発音はHealfyでも、アクセントがあっていれば十分通じます。
相手の口元が見えない上に音質が悪い電話なんて特にそう。
正確な発音なんてトークを理解するために必要度はあまり高くありません。
今日は割と最近入ったアメリカ人の同僚に「アクセントがうまいですね」と言われたので、そんなことを考えました。
今日の話題は催眠関係無かったですね。
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催眠ハウス
今日はアメリカからお友達が家にあそびに来ていました。
自宅は邪魔になるものも多くあまり環境も良くないのですが、一通り３０分程度の催眠誘導でリラックス体験をしてもらいました。
子どもたちも心得たものでその間は静かにしてくれるのですが、末っ子はチョロチョロと動き回ってカメラに写っていましたｗ
階段を降りていく暗示の途中で我が家の掛け時計の時報がなってしまい、
「チャイムが鳴った途端、（脳内イメージの）階段が急に狭くなっちゃってそこから降りれなくなった。」
と言っていました。
通常階段を降りていく暗示を入れるのは、すでにある程度催眠状態が深まっている時なのですが、今日はまだ浅い状態で階段の暗示を入れたので、チャイムの音に影響を受けてしまったようです。
結果的にはスッキリとしたいい気持ちで目覚めることができて、リフレッシュできたようで良かったです。
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皇居の勤労奉仕：会いに行ける日本の象徴
今週のお題「平成を振り返る」
今愛知に住んでいる古い知り合いの方が、皇居の清掃奉仕をしに上京していて、近所にいるというので会いに行きました。
皇居の清掃活動は、団体で参加する勤労奉仕とよばれる活動で、半年以上前からの申込みで抽選の競争率も高いらしいです。
その勤労奉仕のグループは複数のグループを合体させたような、寄せ集めの即席の集団らしいので、最終日の前夜ということで懇親会が行われており（最終日は午前中の作業のあとは解散してしまうため）、そこに夫婦で飛び入り参加したというわけです。
発起人の方は平成が終わる、時代が切り替わっていくその空気を感じたい、という動機で発起したのだそうです。
天皇・皇后両陛下
皇太子・皇太子妃様
どちらにもお会いできたようです。
うらやましい！
懇親会では、民族楽器を駆使した演奏、フラの披露などミニステージが次々と出し物が出されていました。
総じてスピリチュアルな雰囲気の集団で、少し独特のものがありました。
場には３０人ほどの人がいて、勤労奉仕してないのに参加しているのは我々夫婦だけという完全にアウェーな状況だったので、とりあえずその場を静かに楽しんでいたのですが、ひょんなことから自分にスポットライトがあたったので、ふと思いつき、集団催眠をすることにしました。
あまり時間をかけてもよくないので、即席で。
まずは、風船とバケツを手に持ったイメージによる観念運動。
日頃から自分の内面と対話したり瞑想したりしているからでしょうか、かなり多くの人が見たことがないほどに手がぐんぐん動いていました。
ちょっと引くぐらいでした。
その後は腕が固まるという技法。
両手を広げて、手のひらに自分のオーラをまとわせてください・・・
普段は接着剤などをイメージしてもらうのですが、今日はスピリチュアルのテーマに沿ったモチーフでやってみました。
正直にいって催眠は全然深まっていないのですが、時間もないし、楽しんでもらうのが主眼なので、次に行きます。
目をつぶってもらって、一度下に降りていくイメージの暗示を入れたあと、魂を洗浄するイメージの暗示を入れました。
最後に
「あなたは今日の最も幸せな気持ちを、これからの人生、いつでも即座に思い出すことができる。」
という暗示を入れて覚醒してもらいました。
今日の楽しくて幸せな気分を深く記憶に刻み込んでほしいと思っての暗示です。
実際暗示としての効力は続かないのですぐに消えてしまうと思いますが、記憶としては残ると思います。
催眠術としてはおそまつでしたが、即席エンターテインメントとしてはみなさん楽しんでいただけたようです。
令和になっても勤労奉仕ができるのかどうかも不明らしいですが、私も勤労奉仕のエントリーしてみようかな、と思いました。
やっぱり一生に一度は天皇陛下とお話してみたい。
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あなたはなぜ催眠術に興味を持ってしまうのか
なぜ興味をもつのか。
疑問があるからだと思います。
なんでこんな現象が起きるの？
あれほんとなの？
自分にも起きるの？
まさに半信半疑の最たる例かと。
やはり実際に体験してみないとなかなかわからないですよね。
「本当にかかっちゃったよ！超面白かった！」
体験会を通じてあなた自身の疑問が解消できるよう、そしてその体験をお友達にドヤれるように、最善を尽くします。
お待ちしています。
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今週の恐怖突入：TMC司会
今週末に私が所属しているパブリックスピーチを学ぶNPO「トーストマスターズクラブ（TMC）」の例会があります。
※私は「目黒トーストマスターズクラブ」に所属しています。
少しでも興味を持った方はぜひこちらをご確認ください。
https://sites.google.com/a/meguro-speech.org/www/
ゲスト見学（無料）できます。大歓迎します！
会費もとても安いので、入会もとても気軽にできちゃいます。
この例会はメンバー数人が事前に準備してきたスピーチを披露し、さらにそれを論評者が論評してスピーチ力を鍛えあうというような内容がもりだくさんの約二時間のイベントで、私が所属するクラブは月に二回例会があります。
このイベントの司会は持ち回りです。久しぶりに私が次回の司会担当になりました。
あくまでも主役はスピーカーですが、司会も結構重要なポジションです。
例会の進行は司会が握っています。
みんなが司会の言葉を、指示を、誘導を待っています。
ちょっと緊張します。
どこかにやりたくない気持ちもあります。
ですがこういう挑戦をしてこその成長があります。
恐怖突入です。
自分が理想とする出来にならなくて落ち込んだりする部分は絶対あると思うけど、必ず精神的報酬・成長報酬が得られるので、それを楽しみに恐怖突入してきます！
そして催眠術とパブリックスピーチはまったく違う趣旨の活動に見えますが、どちらもコミュニケーションという広い意味で共通するものがあり、挑戦することで催眠術師としての技量アップにも貢献すると信じています。
そう考えるとこの機会が与えられたことに感謝すべきだと思えてきました。
毎回やりたいといってもさせてもらえないんですから。
よっしゃスーパーポジティブモードに切り替わった
やったんで
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突入するぞ！
何か躊躇してしまうことに対し思い切って挑戦することを「恐怖突入」と言います。
自分のコンフォートゾーン「心地よい領域」から飛び出る挑戦のことです。
自分のコンフォートゾーンを飛び出ると少々ストレスがかかりますが、結果的に精神的報酬が得られます。
「思い切ってやってみたけど意外と簡単だったなー」
「やればできるじゃん」
「一度できたし次はもっと気負わずにできるかな」
「案ずるより産むがやすし」と言うやつです。
こうやってコンフォートゾーンの外に位置していた「挑戦」に成功するとあなたのコンフォートゾーンがぐぐっと少し広がります。
コンフォートゾーンがひろがることで、その「かつて挑戦だったもの」はコンフォートゾーンの中に含まれるようになります。
つまり、挑戦だったものが挑戦でなくなって「躊躇せずできること」になります。
実体験をともなった自信が付きます。
（一度の挑戦ではコンフォートゾーンが広がった実感が持てない場合もあります。その場合は同じような挑戦か、少しアレンジした同規模の挑戦を繰り返すとよいと思います）
そうやって常に自分のコンフォートゾーンの外にあることに挑戦し続けていれば、どんどんレベルアップしていきます。
そして気づけば遠いところまで到達できています。
大きな挑戦は不安になっちゃうけど、小さな挑戦ならなんとかなりそうな気がしませんか？
催眠術を体験するのにも少し勇気が必要な方もいらっしゃると思います。
ちょっとだけ勇気を出して「恐怖突入」してみてはいかがでしょうか？
催眠術という新しい楽しさにハマるかもしれませんよ！
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高機能レーダーを持つ先生
つい先日催眠術の先生とお会いしてまた多くのことを学びました。
先生と話していたらポロッと
「ブログ見てますよ」
ヤバイw
先生は
「しっかり勉強してますね」
みたいなことをおっしゃっていて褒めたというか激励というか、悪い意味では言ってないとは思いますが、まさか先生がこんなとこまで見てるとは。
先生のレーダーの精度高すぎる。
ここまで変なこと書いてないよね・・・？
先生、もし書いてることに違和感、異論がある場合は教えてください・・・
何かのついででいいですから・・・
こえぇｗ
催眠術師はこんなことにも気を配っている
今日は催眠術師の私が、ある一つの暗示技法について「こんなことに気を付けている」ということ踏まえて説明をします。
ある意味種明かしみたいなものです。
あなたがこういう知識を得ることによって催眠にかかりにくくなる可能性があることに若干の懸念もありますが、それでも意義があると思います。
皆さんも興味があると思います。
そして腕がよい催眠術師の振る舞い（誘導）は計算されたものであることが理解できると思います。
被暗示性テストの１つで「脱力前倒テスト」などと呼ばれる技法です。
【現象】
椅子に座った状態で、指示に従って上半身を前に折りながら息を吐き、起き上がるときに息を吸う深呼吸（数回）のあと、暗示が入ると体が自然と前に倒れる。
【やり方】
１．始めに姿勢を確認して調整する。
足と腕の位置、椅子への座り方、背筋などを確認し、調整する。
２．深呼吸の仕方を説明する。
３．「目をつぶってください」「体の力を抜いてくださいね」と指示をする。
４．まずは息を大きく吸ってもらう。
５．体を前に倒しながら息を吐かせる。
６．胸が腿について、息を吐ききったら額と肩に手を当てて体を起こしながら息を吸わせる。
額と肩に添える手の力の入れ具合にコツがある。
７．５と６を3回ほど繰り返す。
回数を重ねるごとに起こす角度を少しずつ前のめりで止める。
８．肩と額を押さえたまま「今から私がハイと言ったらあなたの体は自然と前に倒れます」と前暗示を入れる。
９．「行きますよ、ハイ」と言って肩から手を離し額に添えた手の力を抜く。
「ハイ」のタイミングにもコツがある。
１０．「どんどん前に倒れる」などと追い込み暗示を入れる。
１１．完全に前に倒れたら「はい、いいですよ。起き上がって目を開けてください」と伝える。
１２．目を開けたら「どうでしたか？自然に体が動いた感覚ありましたか？」と聞く。
このように1つの技法をとっても細かい配慮ポイントがたくさんあります。
知識や理論、仲間からのフィードバック、実践経験をもとに考えられています。
今日はそんな手の内を少しだけ紹介しました。
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家族に催眠術をかけるのは難しい
一般的に催眠術師が自分の家族に催眠をかけるのは難しいと言われています。
「家族」という関係が「催眠術師と被験者」という関係よりも優先してしまうからです。
わかりやすく言うと 「私の知るあなたは（催眠術師である前に）私の夫・父である」と考えてしまって、家族が催眠術モードにうまく入れないからです。
家族を催眠術にかけることにはこういう難しさがあります。
しかし、うまいことやる方法があります。
ある技法に関して、
「こうする方法とこうする方法、どちらがより自然に感じるか、効果的かを試させてほしい。」
という体裁で１つの技法だけを試させてもらいます。
「今から催眠術かけさせてください」というお願いをした場合は、家族は「自分が催眠術にかかるとは思えない」という思い込みと、家族特有の緊張感のなさで集中力を欠いてしまい、難易度があがります。
しかし、「（催眠術にかからなくていいから）あなたのフィードバックが欲しい」とお願いすると真剣に取り組んでもらえるし、催眠にかからないと言う思い込みは脇に置かれてニュートラルになります。
被験者「役」を演じてくれると言った感じでしょうか。
結果的に暗示が効いた場合、家族の頭の中で少しだけあなたの催眠術師としての信頼性が上がります。その時がアピールチャンスですｗ
「結構暗示入ってるねw」
それを繰り返していけばいずれその家族にも催眠術をかけられるようになります。
催眠術を学ぶとコミュニケーションについても学べます。
催眠術の２つのパラメーター
「催眠術にかかる」の定義は人によって違いますが、私自身は催眠誘導によってこういう状態に持っていきたいという明確な目標があります。
まあベースはほぼ先生の受け売りなんですが、自分なりに解釈して説明してみます。
※私の個人的意見です。また完全な言語化ができてない部分もあると思います。
よくゲームで、体力ゲージ（HP）と魔力ゲージ（MP）とか、パラメーターが棒状のゲージで表現されていますよね。
私は催眠術において、ある２つのパラメーターのゲージを最大化するようなイメージで誘導をします。
１つは被暗示性パラメーター、１つは被催眠性パラメーターです。
パラメーターA：被暗示性
暗示の受け入れやすさ、と言った所でしょうか。
催眠術師が作り出す臨場感への没入度合です。
いくつかの暗示が成功すると
「この人の言うことは本当におこる」
「今自分が自然とあの人の暗示に反応する状態になっている」
という気分になることで被暗示性がますます高まっていきます。
被暗示性が高まるにつれてハードルの高い暗示に対しても抵抗感が薄れます。
被験者側の受容度が高まっているともいえます。
催眠術師側の視点では自身の言動のパワーや影響力が増しているとも言えるかもしれません。
パラメーターB：被催眠性
脳のリラックス度合、精神統一度合です。
被暗示性が高まっても、顕在意識が活発に動いていると、せっかく暗示をいったん受け入れても、顕在意識がジャミング（邪魔）して、キャンセルしてしまいます。
瞑想状態、精神統一状態の度合いと言えるかもしれません。
脳波はリラックスしている時のアルファ波とかシータ波になっています。
集中＆リラックスしていれば、余計なノイズに邪魔されず暗示のみに集中します。
この２つのパラメーターはお互いに影響し合っている部分がありますので基本的には並行してパラメーターを上げていきます。
そして技法はそれぞれのパラメーターをアップさせる武器とかアイテムみたいなイメージで考えるとこんな感じです。
技法 X：A=30, B=0 Aにだけ効く
技法 Y：A=20, B=20 どちらにも効く
技法 Z：A=10, B=40 Bによく効く
このように技法によって特徴はあるものの、実際の数値（効果）は毎回違うので、被験者の状態を観察しながら技法をチョイスします。
今日はゲームっぽく説明してみました。
私とあなたのラポール形成：ゲリラ編
体験会に来てくれる方は催眠術に対して一定の期待感や興味をすでに持っています。
対してゲリラ催眠は、催眠のことなんてまったく考えてなかった人にいきなり声をかけて催眠術をかけるので、ラポール形成（信頼関係構築）のハードルは高くなります。
やはり何にもないところから話を催眠術に持っていくのは簡単なことではありません。
（ゲリラ専用のラポール形成は催眠マスターズクラブ東京の独自手法ですｗ）
我々も声をかけるときはやっぱりドキドキします。躊躇するときもあります。ですが、思い切って話しかけてみると、お互い嫌な思いをすることなく、ほぼ100％話を聞いてもらえます。（実際に催眠をかけるかどうかは別の話です）
始めは親しみのもてる笑顔でしっかり挨拶をします。
そして始終相手の心理的負担にならないように気を使いながら話を進めていきます。
急な声掛けに快く応じてくださる皆さんには感謝しています。
ありがとうございます。また出没しますのでよろしくお願いいたします。
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