同じ暗示を2回する
自然と体が倒れる。
頭が倒れる。
腕が開く。
こういった暗示を入れると、
あなたの体は実際に反応します。
特に催眠自体初めての場合、はじめの暗示に反応するまで時間がかかることがあります。
はじめての暗示の反応の速さは本当にひとそれぞれで、早い人は1秒、遅い人は数分かかる場合もあります。
では、暗示に反応するまでに数分かかる場合、私はその間何をしているのでしょうか?
暗示を入れ続けています。
不屈の精神力がいる作業です。
しばらく続けても反応がない場合は、残念ながらその暗示に関してはギブアップですね。
あなたには
「過剰に協力する必要はない」
「いくつかの暗示を試して反応がよいものを探る作業である」
と伝えているので、失敗しても気負う必要はまったくありません。
別の形の暗示を試します。
殆どの場合は他のなんらかの暗示に反応するので、いくつか試してみてよく反応する暗示を糸口として誘導を進めていきます。
そして後で、先程失敗した暗示をもう一度試す場合があります。
先程失敗したのになんで同じことを試すのでしょうか?
私のブログを読んでいる方はわかるかもしれませんが、暗示の入りやすさは「人」の要素よりも「状態」の影響が大きいからです。
暗示A失敗 → 暗示B成功 → 誘導 → 暗示A成功
暗示Aの1回目と2回目では「あなたの状態が違う」ので1回目は失敗したのに2回目は成功したりするんです。
そして2回目を成功することで催眠認識(被暗示認識)が起こりまたより深い催眠に入れたりします。
さらに
1回め失敗
2回め成功
というこのような状況なら3回目もありえます。
私ならこう言います。
「次はもっと早く反応しますよ」
実際に反応が早くなったりします。
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