催眠マスターズクラブ東京

東京在住の催眠術師シロが、楽しい催眠の世界を紹介するブログです。

褒めるコツ

先日発見した植木先生(心理学者)のタイアップブログにこんな記事がありました。

 

www.eyecity.jp

人間には4つの異なる「自己」というものがあり、触れてほしいところと触れてほしくないところがあるということを唱えています。

窓(1)自分でよく自覚している+他人もよく知っている私
窓(2)自分でよく自覚している+他人は知らない私
窓(3)自分では無自覚+他人からも気づかれていない私
窓(4)自分では無自覚+他人からは知られている私

詳細は植木先生の記事に譲りますが、

 

窓(1)は褒めても褒められてもいつものことでインパクトが薄く響かない

美人は美人と言われ慣れてるから響かない、みたいな話ですね。

 

窓(2)は往々にしてネガティブなことを隠している、そのことを指摘するのはまずい。

 

窓(3)は意味のない組み合わせ。

 

窓(4)、これが一番いいらしいです。

 

確かに、自分では思ってなかったのに、

「あのときの態度、とっても毅然としてかっこよかったですよ!」

なんて言われたら

「へ?あらそう?(ニヘラ)」

って嬉しくなっちゃいそうです。

 

ここからは私の曲解。

曲解①

窓(4B)自分では無自覚を装ってる+他人からは知られている私

こういう点も褒める対象に入れていい気がします。

「自分からは言わないけど、ここをくすぐられたらうれしいんだろうな〜」

って部分、無言のアピールですね。

 

例を考えてみますか・・・

例えば不思議ちゃんは

「実はちょっと意識して不思議ちゃんを演じているけど、これが素、自然、本当の自分であって、無理して演じているわけではない」

という無言のアピールをしていると推測して

「へ〜私には理解できないけど、なんか独特の世界観あるよね〜。変わってるよね〜。おもしろ〜い。こんな人初めて会ったよ〜。」

というのはストライクじゃないでしょうか。

曲解②

本人が自覚してそうなことはまあ、褒めることにやぶさかではない。

でも、本人が自覚していなそうであれば、目についたこと何でもかんでも褒めちゃえ。

です。

特に自分が受けた印象と正反対の部分を指摘するのがいい気がする。

さっきの不思議ちゃんに

「でも、話を聞いてるとどこかしっかりした部分もあって、そのバランスがあなたの魅力ですね。」

なんて続けるのはいい気がします。

 

でも、まあ私はこんな小賢しいことを考えてても実践になかなか移せず、そんなことは頭からすっぽり抜けている人間です。

 

こういうのって身につかないんですよね。

 

自然にできる人は言葉の魔術師になれるでしょうね。 


私はまだ道のりは長そうです。

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