催眠ストーリーを楽しもう
催眠状態が深くなると、催眠術師が作る世界に臨場感を感じます。
映画館で映画を見ているとき、ドキドキしたり、悲しくなったり、臨場感を感じているのと少し似ています。
自分は映画であることは理解しているけど、その世界に没頭している感覚。
催眠中も、これは催眠であること(現実には起きていないこと)は理解しているけど、その世界に入り込んでいる感覚。
世界観のあるゲームをプレイしている時、漫画や小説を読んでいる時も似たような感覚になりますね。
「あなたの目の前に下に降りる階段があります・・・」
目をつぶったあなたは頭の中に階段がある場面をイメージします。
階段の色、幅、周りの景色、明るさなど指定していない情報はあなた自身が自然と補っています。
そんな感じで、催眠術師はあなたの頭の中で様々なストーリーを展開します。
楽しませるためでもありますが、催眠をより深くするためでもあります。
「あなたは大好きな海釣りに来ています。釣り船に乗って沖まで来ました。さあ、釣り具の準備は万端です。早速キャスティングしてみましょう。」
「あなたはキャンプに来ました。早速火をおこしたいのですが、火おこしに使えそうなものは木の棒ぐらいしかありません。この木の棒を両手で挟んで素早くすり合わせて火をおこしましょう。」
「あなたはとても使い勝手がよさそうなきれいなキッチンにいます。デザートを作るために生クリームを泡立てましょう。」
「あなたは私が運転する車に乗ってドライブに出かけています。さあ、山道に入りました。おっと、結構道がくねくねと曲がっています。カーブに差し掛かりました。右に体が大きく傾きます。」
「あなたはソフトボールぐらいの大きさの石を手に持っています。どうやらこの中に宝石が埋まっているようです。右手に持ったハンマーを使って中の宝石を割らないように、慎重かつ大胆に、石を少しずつ砕いて中の宝石を取り出しましょう。」
「あなたはとてもおしゃれなバーで働くかっこいいバーテンダーです。早速注文が来ましたね。ピンク色カクテルだそうです。シェイカーの中にはすでに材料が入っていますから、シェイカーを振りましょう。はい、かっこよくシェイカーを振ってください。」
「さあ、ジェットコースターに乗りましょう。乗り込んで。ベルトを締めて。ドキドキしますね。さあ、発車しました。ガタンゴトン、ジェットコースターがどんどん上に登っていきます。すごい角度です。空しかみえません。どんどん登っていきますよ。」
催眠中はこういったバラエティに飛んだストーリーを展開しますので、あなたはその臨場感、疑似体験を楽しんでいただければと思います。
◆催眠術師シロのホームページ
https://smctokyo.amebaownd.com/
◆体験会チケット購入サイト
https://peatix.com/group/6947812
https://twitter.com/tvrAH1CQPOZSIoG
https://www.instagram.com/saiminshiro/?hl=ja