ツァイガルニック効果
私は20年以上もゲーム開発をしていたので、ツァイガルニック効果、この言葉を知る前からとても身近な概念でした。
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。
続きがやりたくなるような仕掛けをたくさん仕込んでおいて、夢中にさせる。
ゲームの世界では必須の考え方です。
世の中を意識して眺めればこれを意識したものはたくさんありますよね。
TV番組の「どうなってしまうのでしょうか!?CMのあと驚くべき事態が!!」なんて言ってCMに入ったりするのもそうです。
続きが気になってチャンネルを変えたくなくなるだろうと考えているのは、見え見えでも引っかかってしまいますよね。
レイザーラモンRGという芸人さんの 早く言いたいあるあるネタ
https://www.youtube.com/watch?v=C7u8iGXmfB8
これもツァイガルニック効果じゃないかな、と思います。
「○○あるある、早く言いたい〜♪」
みたいなことを延々といって最後に一つだけインパクトの低いあるあるをいうというネタです。
この大部分を占める、
「○○あるある、早く言いたい〜♪」
彼が歌い始めると、この時間はもはや意味なんてないのに「はよ言えや〜w」とか思いながら最後まで聞きたくなってしまう。
(最近は元の歌詞を取り入れるなどして単調じゃなくなっててこの部分もちょっと面白いですが)
しかも期待感が高まった最後に、期待通りのインパクトが強いあるあるではなく、脱力したあるあるを言って裏切る。
お笑い的に良く出来てる気がします。
好きですw
では、彼はどうやってネタを作っているのでしょうか。
なんと彼は・・・
↑これもツァイガルニック効果w
(本当は続きなんてないですw)