今までの自分がつながっている
記事にスピーチが紹介されています。
なんか記事がなくなっちゃったりするので、一部を引用コピペさせていただきます。
人生何があるか分からないとよく言いますが、中学生の頃、図書室でひとりで『火の鳥』を読んでいた僕が、いまここにいるなんて思いもよらなかったですし、芸人になって長く経ち、次第にすり減り、人生の斜陽を感じていた僕がいま、ここにこうしていることも、半年前には想像もつきませんでした。
それでも、あの頃、全力で漫画を読んでいたこととか、芸人として仕事をして創作に関わってきたこととか、子供の頃、絵を描く仕事をする父の背中を見ていたこととか、なんだかすべては無駄ではなく、繋がっている気がしています。それは僕だけじゃなく、みんながそうなのではないかとも思います。
口下手だという矢部さんのこのスピーチ、いいですよね。
なにが印象に残ったかと言うと、
なにか花開いたりしたときに、子供のころからいろいろ経験してきたこととか、自分の嗜好だとか、家庭環境とか、今まで生きてきた人生のあらゆるものが全部つながっているように感じる
といったような内容です。
確かに自分も、子供のころからテレビゲームが好きで、それが高じてゲーム開発を仕事にしました。
子供の頃、親の目線ではゲームは抑制すべきものでしたが、親の目を盗んでゲームしまくってました。「よくないこと」に精を出していたけど、それが逆に花開いたなーと過去の自分、今の自分を肯定できました。
催眠術に興味を持ったのも、
人を夢中にさせるゲームの仕組みに興味がある
↓
心理学とか行動経済学とかの考え方がゲームに有効だと気づき勉強する
↓
催眠術も心理学の仕組みを利用して人を楽しませることができると気づいた
という経緯でした。
そういう意味ではつながっていると思います。
ですが、ゲーム業界も成熟してきて、主戦場が好きになれないスマホゲームになり、私は2年前に舞台を降りる決断をしました。
今は全く違う業界で仕事しています。
今の仕事では残念なことに自分らしさがあまり出せていませんし、情熱もそこまで高く維持できていません。
(ビジネススキルは活かせていますが)
今までのつながりが少し途切れてしまったように感じています。
催眠術師としての活動は流れ的につながっていますが、こちらはまだ生業に昇華できていません。
でも、模索をし続けていればまた「つながる」瞬間が訪れると信じていろいろなことにチャレンジしていこうと思っています。
あなたは「つながってる感」感じてますか?