男女差はありまぁす
ポリコレ(Political Correctness、社会的正しさ)は、性差別、人種差別、民族差別、宗教差別などはよくないので、中立的な言葉を使いましょう、ということです。
最近声高に叫ばれてますね。
看護婦は看護師とよびましょう、みたいな話です。
ですが「彼女は看護婦です。」といって本質的に何が問題なのかわかりません。
私にとっては看護婦だろうが看護師だろうが同じです。リスペクトレベルは同じです。
ですが、看護師を使うほうがいいとわかっています。
なぜなら、言葉を発するのは私でも、それを受け取るのは他人だからです。
私のリスペクトレベルが同じでも聞く人は違うように感じるからです。
ここまでは問題ありません。
しかし、厳然な事実として男女には性差があります。
それを同じにすることは私は納得いきません。
また、個人差もあるので性別で一般化することの乱暴さや危険性も理解しています。
しかし、それでもやはり女性には女性の、男性には男性の傾向というものがあるのは誰しも感じていることです。
そしてそれを理解して世の中を生きていくために利用することは実用的です。
例えば女性は共感してくれる男性に好意をよせる。
対して男性は褒めていい気分にしてくれる女性に好意をよせる。
これは、昔から語り継がれてきた、落としのテクニックです。
そしてこれは実用的です。
先日話題になったツイートです。
昔、親友がキャバクラで「俺たちがこうして呑気に飲んでいる間にもアフリカでは1分間に60秒が流れているんだぞ!」とボケたらキャバ嬢が「ちょっと、辛気臭い話はやめなよー!」と発言していて「あっ、本当に客の話聞いてないんだな」と爆笑したことがあります。この話大好きです。
— 芝原俊輔【IJK OMOTESANDO】【Lm.】代表 (@BeautyChoki2) 2020年7月5日
↓ リンクが切れたときのために転載
昔、親友がキャバクラで「俺たちがこうして呑気に飲んでいる間にもアフリカでは1分間に60秒が流れているんだぞ!」とボケたらキャバ嬢が「ちょっと、辛気臭い話はやめなよー!」と発言していて「あっ、本当に客の話聞いてないんだな」と爆笑したことがあります。この話大好きです。
キャバ嬢は、相手の話を聞いている「体裁」があれば、ほとんどの場合うまく行くので、いつも通用している(頭を使わない)対応をした、という笑い話です。
ですから、キャバクラでは、男は自慢話をする。
キャバ嬢は内容をほとんど聞いておらず「へー、すごーい。そうなんだー。」と返す。
それで成立するのです。
男性は気分がいい。
女性は(脳を不必要に働かせずに楽に)労働が成立する。
お互いWIN-WINでなんの問題もないというか、理想です。
ポリコレが進んでいけば、こういうことを語ることさえ性別への偏見などと言われそうですが、実践の場では避けては通れないテクニックになってきます。
重要なのは、まずそのテクニックをうまく使いこなすことと、まれに発生する例外への心構えと対応ができるかどうかです。
絶対にこうだという思い込みではいけないが絶対に押さえておくべきという塩梅が難しいところです。
催眠術の誘導でも、こうなったらこうなる、という大まかなセオリーみたいなものはあります。
まずはそれをマスターします。
そもそもそれがわかってない催眠術師は成功率が上がりません。
ですが、型にはまらない場合もたくさんあってそれに柔軟に対応できるのがよい催眠術師になれます。
ポリコレが進むとますます本音(現実)と建前の乖離が進んでいく気がしています。
あまり気にせずに生きていける世の中のほうが私は好きです。
こちらもお楽しみください
催眠術師シロのウェブサイト Saimin Masters Club Tokyo