催眠術を映画や読書に例える
催眠術の様々な要素をすべて説明できるわけではありませんが、催眠術未経験の方にもイメージが湧きやすいように例えで説明してみます。
催眠術にかかっているときは、映画に熱中したり読書に夢中になっている状態に似て、現実とは違う世界を楽しんでいます。
映画や本を見ているとき、映像あるいは文字列によって、あなたは泣いたり笑ったり、心の状態が普通とは違っています。
もうその世界にどっぷり入っています。
ですが、一方であなたは映画を見ている、読書をしているという現実を知っています。
世界に入りこんでいると言っても、片足は現実に残しています。
ですから最中に地震や火事などの緊急事態が起きれば即座に現実に戻ることができます。
その映画や読書をつまらないと感じて興味を失った場合、すなわちその世界に留まるためのエネルギーを使うのが無駄だと感じた場合も現実に戻ってきます。
ただ単に疲れた場合も戻ってきます。
いわゆる集中力が切れたとか飽きたとかの場合です。
催眠術でも同じです。
あなたは催眠状態でも今が催眠術のセッション中であることをわかっているし、自分の意思でいつでも現実に戻ることができます。
このことから、催眠術師があなたの意に反することをするような暗示、あなたに不利な暗示を与えても、あなたはその暗示の言いなりにならないことがわかると思います。
ただ、催眠が深く入ったときに限り、少しだけあなたにとって少々嫌な暗示も入ります。
これも映画や読書で例えます。
例えば悲しすぎたり、ムカついたり、嫌な気分になる展開がでてきても、熱中していると慣性が働いてその映画を見続けたり本を読み続けたりすることがあります。
催眠術でも同じです。
例えば、全力で変顔をする暗示。平常では変顔をしたくないと思っていても、深い催眠に入っていれば、変顔をしてしまう場合があります。
少々嫌なことも暗示でさせられると言ってもその程度です。
2/22(土)に渋谷で小規模の催眠術体験会があります。
私は術師として参加します。
日時:2月22日16:00〜20:00
場所:渋谷
内容:体験会&親睦会
費用は5,000円
参加申し込みはこちらまでお願いいたします。
↓↓↓
◆催眠術師シロのホームページ
https://smctokyo.amebaownd.com/