相手が与えたいイメージを指摘する
人を喜ばせる方法の一つに「こういう人だと思われていたい」というイメージをバッチリ指摘するというものがあります。
例えば私は、
- 会社でどれほど偉くなっても、本当はTシャツにジーンズみたいなカジュアルな格好、もっと言えば短パンですごしていきたい。
- でも、それに影響されずに見下されずに業績などでリスペクトされたい。
というイメージを持っています。
単純に
- カジュアルな格好が楽で好き。
- 実力ベースでちゃんとリスペクトしてもらいたい。
という二つの欲求があるだけなのですが。
ですが、これをもっと紐解くとこうなります。
カジュアルな格好が楽で好き。どんなに偉くなっても近寄りづらいなんてことはないというギャップ、格好と実力のイメージのギャップ、そういうのがかっこいいと思っているよ。
となります。
自分で言うのも恥ずかしいですねw
とにかく、ここで学ぶべきは
- 外見
- 外見じゃないこと
の褒めポイント両方を見つけて、それをちゃんとセットで指摘することです。
大体はそれが相反していることが多いです。
ですから、
「シロさんて偉いのにいつもカジュアルで話しかけやすいし、実力もあるから素敵ですね。」
「シロさんてちゃらんぽらんな格好してるからただの面白おじさんだと思ってましたけど、とても真面目に仕事考えてますよね。」
なんて言われたらとても嬉しいです。
ですので、外見から受ける印象はそれとして確定して構いません。
ただ、それに加えてに外見じゃない部分、「本当の私」を探してから、セットで指摘するんです。
外見は前フリで、もちろん本丸は「本当の私」です。
外見じゃない部分は隠れていますが、無意識にメッセージを発しているはずなので観察していればあたりが付きます。
まずは外見の印象を反対のことをアピールしてないか想定して観察してみる。
外見がかっちりした人は、意外に遊び心があることをアピールしてないか。押し殺してないか。
もしこれがどうも違うようだったら他の線を考えてみる。
優しい・後輩思いであることをアピールしているなら、
「かっちりした格好で近寄りがたい印象があったけど、後輩のことをすごく思っていて優しいですよね。」
と、優しいの反対の意味「冷たい」「近寄りがたい」を外見に結びつける。
そもそも相手があなたに与えたいイメージなんてない、という興味の対象外だったら、まずは話できるレベルの関係にならないとラポールが形成されていないので「あなたに何がわかるのか」と逆効果になります。
もし少し深く話す機会があったら、自分の推測を相手にぶつけて確認してもいいです。
「〜さんって結構気さくなんですか?」
「そうだよ〜みんな誤解してるけど気さくだよ〜」
そんな会話から当たりをつけていきます。
そしてそれを少しだけ時間が経った別の機会に
「〜さんてとっつきにくそうなイメージが持たれてるけど気さくな面もあるって私は知ってますよ。」
なんて言えばバッチリです。
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