痛いの痛いの飛んでいけ
子供の頃、頭や膝をどこかに打ち付けて泣いた時、お母さんやおばあちゃんにしてもらったことありませんか?
これを言いながらさすってもらうと本当に痛みがスーッと引いていきます。
でも当然これにはわけがあります。
まず、痛いのは何もしなくてもだんだん引いていきます。
神経が慣れてくるからです。
さらにさすることによって神経のフォーカスをずらしています。
ボディタッチ事態に癒やしの効果もあります。
そしてもう一つは優しさ。言葉の力です。
言霊というものがあります。
私は言霊は、思い込みのことだと思っています。
催眠術で言えば暗示みたいなものです。
言い聞かせることによって脳はその状態になろうとします。
自分で言っている事をわかってるとか、これはおまじないに過ぎないと思っていても、潜在意識はメッセージを多少なりとも受け取っています。
少なくともそういう概念があることを意識しています。
また、潜在意識は否定形を認識しづらいので
「痛くない、痛くない」
というと痛さを意識してしまいますが
「痛いのが飛んでいく」
という言い方をすると、痛みが一つの物体か何かのように感じそれが抜けていくイメージを与え、より効果的です。
催眠術でも
体内を光のボールが移動していく
光のボールが通過するところは筋肉の力が抜ける
といって光の玉のをイメージしてもらうと、
実際に自然と力が抜けていったりします。
また、ラポールがしっかり築けていると
「(自然と)力が抜ける」
と言われているのに、自ら力を抜くように協力している気分になる場合もあります。
痛みとか力みとかは、暗示で多少和らげることができます。
しかしやはり自分では難しいものです。
そういう声をかけてくれる優しい人が周りにいると幸せですよね。
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