催眠術は怖くない
催眠術にかかると自分の意に反して操られてしまう、そんなイメージを持って怖がる方がいます。
そんな人は催眠誘導をしても催眠に入っていきませんし、我々もわざわざ催眠術をかけることはほぼありません。
(無意識レベルで心底嫌がっている場合です。「え〜こわい〜」なんて笑いながら言っている方はワンチャンあるかもです。もちろん笑いながら言っていてもマジの場合もありますが。)
難しい表現ですが潜在意識(無意識)がメリットがあると感じていないと入りません。
半信半疑だったり、催眠術ってどういう仕組み?なんて興味がある方は入る可能性があります。
体験してみたいという気持ちが大事です。
(この気持ちが強すぎるとこれはまた厄介なのですが)
そんな方のために事前に催眠をわかりやすく説明する必要があります。
この説明のうまさも催眠術師の技量の一つです。
短時間で安心・納得してもらって、催眠術師として信頼してもらう。
私達はゲリラ催眠をよく行うのではじめての方にかける機会が多くあります。
そのときの説明の仕方を一つ紹介します。
「人には普通の意識とは別に、潜在意識と呼ばれるものがあるんです。
例えば恥ずかしいと思ったときに顔が赤面して汗をかく。
自分が意識してやっているわけではないですよね?
恥ずかしいと思ったら自然に体が反応してしまっていますよね?
これは潜在意識が体をコントロールしていると言えるんです。
あと、隣の人があくびをしているのを見たら自分にもあくびが感染ってしまうことってありませんか?
それとか、TVでお笑い芸人が誘い笑いをしたら自分も笑ってしまうとか、笑いの音声が足されているとつられて笑ってしまうとか。
人間には無意識に人に同調したり真似をしたりっていう性質があるからなんです。
こういうのも潜在意識による行動です。
催眠術って、そういった潜在意識の領域と仲良くなる技術なんです。
潜在意識と仲良くなることで、体が自然と動いたりするんです。
あくびが伝染ることを特に嫌だと思いませんよね?
つられて笑うことも嫌だと思いませんよね?
そういう特に嫌だと思わないようなことを自然と起こさせるのが催眠術なんです。
なんとなくわかりましたか?」
この説明は催眠術のある一面を説明しているだけで、すべてを説明しているわけではありませんが、なんとなくわかった気になってくれれば・・・と思っています。
実際わかってもらうことが目的ではなく、「わかった気」になってもらうのが目的なので、納得感が出ればよいと考えています。
そのため、赤面して汗がでるとか、あくびが伝染るとか、誘い笑いに釣られて笑ってしまうとか、多くの人が経験ありそうなことを例にあげて、納得感を感じてもらうように意識しています。
◆催眠術師シロのホームページ
https://smctokyo.amebaownd.com/
◆体験会チケット購入サイト
https://peatix.com/group/6947812