催眠マスターズクラブ東京

東京在住の催眠術師シロが、楽しい催眠の世界を紹介するブログです。

催眠大好きおじさん

このタイトルを見て

 

 あっ 俺のこと?

 

って思った人いますよね?w

 

催眠をかけるのが大好きなおじさんがいます。

あなたのこと?w

 

催眠の話題が大好きなおじさんもいます。

これもあなたのこと?w

 

それと催眠にかけられるのが大好きなおじさんもいます。

 

昨日は縁あって、催眠にかけられるのが大好きなおじさんに会いました。

 

催眠術をかけることはできないのだけど、とにかく催眠術にかかりたくてしょうがないw

 

まあ気持ちはわかりますよ。

 

気持ちがいいし、夢見心地だから。

 

そのおじさんを紹介してくれた方が言います。

 

「例えば普通の人が意識8割、無意識2割で生活してるとするでしょ?

彼は意識2割、無意識8割みたいな感じで生きとるんですよ。

だからなんかあったらすぐに無意識の世界に旅立っちゃう。」

 

現実で起きてることをなにか他人事のように感じたり、辛いことがあっても現実逃避したりして、ふわふわと生きてる、みたいな感じなのでしょうか。

 

だから辛い現実を忘れさせてくれる催眠にかかりたいのでしょうか?

 

まあ、催眠術はエンターテインメントでもありますからね・・・

 

気持ちはわからないでもないですが。

 

実際その紹介者の方が割とぞんざいな催眠を始めても食い気味に入ってくるw

 

もちろん個人的な信頼関係もあるみたいですが、もう

 

催眠に入りたくてたまらない!

催眠を貪りたい!

 

という気持ちがビンビン伝わってきます。

 

なんだかすげーなー、なんて思いながら、同時に少し気になりました。

 

催眠の世界に入り浸る彼にとっての現実はどんなに辛く厳しいものなのでしょうか・・・

 

なんかSMのMぽいものも感じました。

 

一般にMはいじめられっ子の被害者、Sはいじめっ子の加害者みたいなイメージがありますが、実際はSはMのくすぐりどころをしっかり見極めて奉仕する側、Mは受け身で贅沢でわがままなお客さん側といわれます。

 

一般のイメージとは逆でSが奉仕する側、Mが奉仕される側なのです。

 

彼は終始ニコニコしていたのですが、彼の感じている現実の辛さ、SMのMに通じる依存性などを想像して、なんだか闇を感じました。

 

とりあえず自己催眠を習得することをおすすめしておきましたw

 

そうなんです。催眠術師はSの奉仕の立場に通じると思うんです。

 

あなたが催眠に入りやすいやり方を最適なリズムでリードすべく、常に細心の注意を払っています。

 

催眠をかける側は奉仕の気持ちでやっています。

 

催眠をかけるより、催眠にかかるほうが楽しいんです。楽なんです。メリットあるんです。

 

人にかけながら、少しうらやましいと感じることもあります。