催眠マスターズクラブ東京

東京在住の催眠術師シロが、楽しい催眠の世界を紹介するブログです。

催眠術師のゲーム設計

先日転職がかなって再びゲーム業界に戻りました。

 

また開発に戻れることになりました。

 

私にとってゲーム開発の面白さは「プレイヤーがハマる仕組みを作ること」です。

 

そういう仕組を作って実際に多くのプレイヤーが楽しんでくれれば嬉しいです。

それが自分のモチベーションのコアになります。

自分のオリジナルゲームでなく、なにかの続編を作ることになってもそういう工夫の余地は必ずあるので、楽しく取り組んできました。

 

しかし、やはり「ぼくが考えた最強(面白)のゲーム」、完全オリジナルタイトルを作りたいという野望はあります。

 

私が完全オリジナルタイトルを作れたのはキャリアの何年目だと思いますか?

 

なんと、15年目です。

 

15年経ってようやくオリジナルタイトルを出せました。

 

やはりビジネスであることと、いろいろなめぐり合わせなどもあって、自分の(本当に)作りたいゲームを作れるチャンスはなかなか巡ってきません。

 

次にオリジナルタイトルを作れるのはいつだろう・・・

 

そう思っていましたが、なんだか意外にそのチャンスが早く巡ってきそうな気配です。

 

幸運にもかなり裁量を与えられたからです。

 

前回の自分のオリジナルゲームはセールスはそこまで振るわなかったものの、アマゾンのレビューは平均★4.5、約700人のレビュワーの約7割が★5をくれています。

非常に評判がよく、自分のゲーム設計スキルに自信を持つきっかけになりました。

 

そして、またチャンスが巡って来そうです。

 

あの時よりも人生経験は豊かになり、さらに催眠術師というアビリティも身につけています。

 

人間の心理に影響を与える技術は向上しています。

 

催眠術師としての知見がゲーム設計に影響する点があるとすると、「メリハリ」はそのひとつです。

 

催眠術でも、緊張して弛緩、明るさから暗さなどメリハリを意識して誘導します。

 

ゲームでもストレスと安心、挑戦と達成+報酬のようにメリハリを与えると、プレイヤーは感情のジェットコースターを楽しめるのです。

 

自分のオリジナルタイトルを作れるのは今日明日の話ではないですが、そう遠くない未来、1〜2年以内には実現できそうな気がします。

 

実現できると言っても開発着手が1〜2年後、という話ですのでリリースするのは更に数年後になります。

 

今から虎視眈々とチャンスを狙って、ゲームアイディアを温めておきたいと思います。

 

あー仕事楽しいw


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催眠術で幽体離脱

幽体離脱という現象をご存知ですか?

 

魂(意識)が体から離れて空を漂う、と言う現象です。

 

オカルト的には、魂が実在しておりそれが体から分離して浮遊していると考えられています。

寝床に横たわる自分を天井近くから見下ろしたり、ついには部屋を飛び出して夜の街をふわふわ飛び回ったりできるそうです。

 

残念ながら私はオカルト的な文脈で幽体離脱を経験したことはありません。

 

しかし催眠術の文脈ではそういう体験も可能です。

魂が体から離れたかのようなイメージを見せることで体験できます。

 

では、催眠術で幽体離脱することの危険性はないのでしょうか?

 

オカルト的な幽体離脱は意識の一方性変化といい、現実の延長上にあるものです。

(魂があるかないかなどの議論はさておき、この現象が現実に起きたという思い込み)

ですので、現実で幽体離脱が起きた、もしくは起きたと信じ込んでしまえば、現実世界の日常に支障が出てくる可能性があります。

洗脳と近い理屈です。

 

催眠の場合、その催眠が深ければ深いほど自分をより客観的に見つめるようになります。

催眠(≒脳の脱力)と客観的な視点(状況判断の新鋭)の2つが同時に亢進します。

これを意識の双方性変化といいます。

催眠術の幽体離脱体験はそもそもそれが疑似体験ですし、催眠にかかっているあなたはちゃんとそれが疑似体験であり現実ではないことをはっきりと分かっているのです。

便宜上幽体離脱というワードを使っていますが、中身は全く異なります。

 

意識の一方性変化、 双方性変化についてもう少し詳しく述べます。

 

意識の一方性変化

  • 日常生活、通常の覚醒状態で受ける暗示(覚醒暗示)によって引き起こされる。
  • 現実とつながっており、一度信じ込むと否定しにくい
  • 洗脳、思い込み、成功体験、失敗体験、トラウマなどに関連

意識の双方向性変化(催眠における)

  • 催眠(心身の脱力)が深くなると同時に客観視も強まる。(二つの変化が反比例のように起こる)
  • 催眠状態で受ける暗示(催眠暗示)によって引き起こされる。
  • 客観視できているので催眠術を受けていることが自覚できている

例えば催眠術で

「あなたは鳥になって大空を飛び回っています」

と非現実的なことを言われても違和感を感じず受け入れて鳥になりきります。

それはあなたが今催眠術を受けていて、イメージをふくらませるよう促されていることを客観視できているからです。

催眠術のネガティブなイメージとしてよくある、催眠暗示によってヘンなことされちゃうんじゃないか、という心配は無用です。

 邪悪な暗示は客観視しているあなた自身によって冷静に監視されているので入らないのです。

 

このように危険性はないのですが、私が断りもなく幽体離脱の暗示を入れることはありません。

 

「今からあなたの魂が体から抜け出て幽体離脱します」

と生半可にありそうな、現実とも非現実(オカルト)とも判断に迷うようなことを言われると、客観しているあなたの潜在意識が

「え、急になに言い出すの!?怖い!」

となってしまう可能性があるからです。

 

ですので、催眠による幽体離脱(疑似)体験をご希望の方は

  • 催眠誘導中に幽体離脱という世界観を持ち込むと了解している
  • あくまでも「疑似」体験で本当に魂が抜けているわけではないこと(催眠術はオカルトではないこと)を理解している

のならば、ご依頼ください。

 

一緒にチャレンジしてみましょう。


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スイッチ!

今週のお題「夏を振り返る」

 

私のスイッチ!

私はこの夏、転職に成功しました。

前職はとことん自分に合わず、とはいえそもそもこの選択をしたのは自分だし、一家の大黒柱なので嫌だからと言って即刻やめるわけにも行かず、次の仕事が決まるまでは踏ん張らないと、と辛い毎日を送っていました。

しかし、晴れて転職に成功しました。

今では毎日ハッピーに働いています。

私はこの夏スイッチが切り替わりました。

長女のスイッチ!

13歳、中学2年生の長女がオーストラリアの短期ホームステイに行きました。

はじめての国。はじめて長期間親元を離れる体験。はじめてのホームステイ。

かなり刺激を受けたようで、この経験は彼女の今後の人生に大きな影響を与えると思います。

彼女もこの夏、スイッチが入りました。

妻のスイッチ!

私は一年前にこの7月までには長く住み慣れたアメリカに戻るぞ!と家族に宣言をしました。その宣言をしてから、妻にスイッチが入りました。日本にいる間にできることはやらないと、と。

妻は薬膳料理、薬膳茶の勉強のペースを加速しました。

しかし残念ながらこの宣言は実現しませんでした。

まあ6月ぐらいになってくればわかります。

アメリカ移住、7月はないな、と。

しかし先日私が転職に成功し、アメリカに転勤になることがほぼ確になりました。

近い将来アメリカに戻ることが一気に現実味を帯びてきました。

それを妻に伝えると、一層ギアをあげるスイッチが入りました。

 

この夏は家族の意識が大きく変わりました。

将来人生を振り返ってみてもこの夏がいつもより特別な夏だったと思うでしょう。

良い夏でした。


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最近の学び

7月に2019年の上半期を振り返るというお題で記事を書きました。

saimin.hatenablog.jp

こんな風に書いていました。

 残念ながら、仕事が自分に合ってないのが理由で、この半年幸せに感じる時間が体感的に少なく、80%程は不幸せであったと考えています。

 

私にとって仕事はとても大きな存在で、楽しくなければなりません。仕事が楽しくないと仕事以外の時間にも悪影響が出てきます。

 

この状態を変えるには転職しかないとこの半年間頑張ってきましたが、ついにこの前半中には結果を出すことができませんでした。

この時、本当に辛かった。

 

もともとかなり楽観的で自分に自信があり、ポジティブな性格なのですが、当時はかなり辛く軽いうつ的な症状がありました。

精神科の病院のウェブサイトなどでうつチェック的なテストをしてみると「軽いうつ傾向」という結果が出ていました。

それでも、

ここからの半年は必ず転職を成功させて、楽しく働いて幸せな時間が100%になるようにします。

と決意を書いています。

 

あれから2ヶ月。

転職がかない、新しい職場で幸せに暮らしています。

 

9月2日(月)から働きはじめ、今は金曜日の深夜。

はじめの1週間を乗り切りました。

 

私はこれで4社目ですが、実は1社目の会社に出戻りしました。

 

かつての先輩に相談したらその方は部長に昇進されてて話がトントン拍子で進みました。

 

出戻り転職、最近少しずつ増えてきているようですが、はからずも私もそのトレンドの一部を担っているようです。

 

今回の転職でいくつか学びがありました。

選択肢を見直すメリット

昔の会社を無意識に選択肢から外していましたが、実はこれも現実的な選択肢であることを幸運にも思いつくことができました。

選択肢を漏れなくリストアップすることは重要です。

私はこの気付きを得たことが成功の鍵でした。

仕事で思い込みによって無意識に選択の幅を狭めて失敗した経験があるので、今回の経験は自分に自信を与えました。

よく言われることかもしれませんが、考え抜いたら(浅く考えたときよりも)道が拓けることがある、というのを体験しました。

馴染みの環境で働くメリット

先輩はじめ、社内には私が知っている人がたくさんいます。向こうも私を知っています。そして初対面でも、知っている人が紹介してくれたり、昔在籍していたエピソードを話すと距離が早く縮まります。

企業文化も知っています。

まったく知らないわけではないので、動きやすいです。

この会社を選んだ理由にはこういう事情を予測していたからというのもありますが、実際入ってみるとその予測は的中しました。

これも未来予測が的中したということで自信になりました。

引き寄せの法則(念じることのメリット)

やはり「こうなりたい」という思いは通じると感じました。

  • ゲーム業界に戻りたい。しかも開発に戻りたい。
  • 裁量がある仕事につきたい。
  • 日本企業の海外への切り込み役として働きたい。
  • アメリカに戻りたい。理想は最後に住んだロサンゼルスへ。

そう念じて転職活動を続けてきました。

念じることは大事です。判断に影響が出てきます。そしてその判断が結果を変えていきます。

私の例だと、リクルーターさんから国内のゲームプロデューサーの募集の紹介に対して、ゲーム業界に戻れるのは嬉しいしスキルも持ち合わせているけど海外に広がる要素がないときは断腸の思いで断ったりもしました。

もちろん実際のアクションが大事です。転職活動は自分なりのベストを尽くしてきました。

結果、上記の理想に近い形での再就職を達成しました。

実現しなかった引き寄せ

実は約一年前に、

  • アメリカに戻りたい。理想は最後に住んだロサンゼルスへ。

 この要素だけを念じていました。

しかも、実現の期日を2019年7月(二ヶ月前)において動いてきました。

これは実現しませんでした。今も日本に住んでいます。

前の会社でもシリコンバレー支社への転勤を画策してみたりと動いてみましたが、「今の合っていない仕事をアメリカでやって何になるのか」と思い直しました。

転職活動においてはゲーム業界を中心としながらも周辺のIT業界なども応募していました。

住む場所を念じることも大事ですが、「自分が何をしたいのか。どうなりたいのか。」が抜けていると、実現しても苦労が続くと思います。

自分を信じ続ける重要性

辛い時でも自分を信じ続けることは大切だと感じました。

信じてもがき続けることで道は拓けるという経験をしました。

亡くなった父が「お前は大きな挫折を知らないからその点が心配だ」とよく言っていて、自分もそう思っていましたが、ようやくこの歳で挫折と復活を経験して成長しました。

今の会社で与えられたミッションがなかなかの責任なので「自分にできるだろうか」という不安もありますが、これも自分を信じ続けて邁進していきたいと思います。

 

そして二ヶ月前の私はこう書いています。

そして転職が成功したらますます催眠活動も活発化していく予定です。
ご期待下さい。

催眠活動、活性化しますのでご期待ください!


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あなただけではない

「催眠術はなんだか怪しい、でもなんだか惹かれる」

そう思うのはあなただけではありません。

そういう人は多いです。

怪しさは強烈な興味を抱く要素なので、それはそれで良いと思います。

 

でも、実際に体験するとそういうものは消し飛んでポジティブな印象になる。

 

催眠術体験会に参加すると怪しげなイメージはすっかりなくなるんじゃないかと思います。

 

不思議。

 

楽しい。

 

スッキリする。

 

もし気に入ったらまた来てください。

 

次は違う体験をご用意します。

 

そして周囲の方にもその体験を共有してみてください。

 

きっと隣のあの人も興味を持ってくれると思います。

 

そしたら体験会に誘ってみてください。

 

きっと満足して帰ってくれると思います。

 

また、逆に

 

「私は催眠術になんかかからない!かけてみろ!」

 

という方も大歓迎です。

 

表層意識にそういう強力な防御線を張っている場合は、催眠術師の力量足りず、かけられないかもしれません。

 

それで満足なら、それもしょうがないですね。

 

同じお金と時間を費やすのなら、未知の体験ゾーンに足を踏み入れたほうがお得だとは思いますが、それに喜びを感じたいのであればそういう楽しみ方もありかもしれません。

 

催眠術師の自信は傷つきますが、きっと勉強になります。


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催眠状態とは

脳が脱力・リラックスしている状態です。

 

余計なことを考えずに、一つのことに集中している、精神統一状態のようなものです。

 

脳波はリラックスしているときに出るというアルファ波になっていると言われます。

更に深くなるともっと深いリラックス時に出るシータ波になると言われています。

 

座禅や瞑想をしている時は脳の状態が似ているかもしれません。

 

なんとなくわかると思います。

 

 

総合的な「催眠術」としてはこの脳のリラックス「催眠状態」にするだけでは要素が足りないのですが、それはさておきそもそも脳をリラックスさせる、というのはどうやって導くのでしょうか?

 

「催眠導入法」というのですが、実はたくさんのアプローチがあります。

 

最も直接的な方法は脳をリラックスさせるような暗示を言葉で与える方法です。

 

目をつぶってもらい、

  • とってもリラックスしています(いきます)・・・
  • ふかーく眠る(眠りに落ちていく)・・・
  • ゆったりとくつろいでいます(いきます)・・・
  • 気分が落ち着いています(段々と落ち着いてきます)・・・

と言ったような暗示を与えると影響を受けて催眠状態に入っていきます。

 

拍子抜けするほどストレートですね。

これも立派な方法の一つです。

脳が脱力すると、体も脱力します。

 

ですが、そういう暗示を与えられても雑念が湧いてきてしまってうまくリラックスできない場合、他のアプローチ(導入法)を取ります。

方法はたくさんあります。

 

その一つが弛緩法と呼ばれるものです。

何らかの方法で身体を弛緩・脱力させます。

脳と身体は連動して相互作用しますから、体をリラックスすることで脳をリラックスさせるのです。

一般的に脳の脱力よりも身体の脱力は簡単ですよね。

 

直接的なアプローチは、脳の脱力→体の脱力 という順序で起きますが

弛緩法は、体の脱力→脳の脱力 という順序で起きます。

 

この弛緩法の考え方は、寝るときにも有効です。

布団に入って、手足がブルブル震えるぐらい一定時間筋肉を硬直させて、ぱっと離して開放すると、緊張から開放への落差で、一気に体がリラックスし、その影響で脳がリラックスし、眠りやすくなります。

 

 

 

あまり夜眠れない人は羊を数えるより断然効果が高いこの方法をお試しください。


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情報を受け取れる状態

皆さんはこのような経験がありませんか?

  1. 自己啓発の本を読む
  2. いまいちピンとこない
  3. 人生経験を積み少し時が経つ
  4. もう一度同じ本を読む
  5. 今度はピンと来る!わかる!

情報自体は変わってないのに、受け取る側が変化したことで価値が変わってきます。

  1. 親からの小言、マジ超うるせー
  2. 成長して色々わかってくる
  3. 諦めずに叱ってくれた親にマジ感謝。超リスペクトサンキュー

こういうのも似ています。

 

こういったことを考えると、情報の質を高めたり質の高いものを求めるということも大事ですが、受け取る側も相応にならないとあまり情報の価値を活かせないというのはわかると思います。

 

豚に真珠

猫に小判

馬の耳に念仏

 

ですね。

 

そういったのと似たような話で・・・

催眠術師の誘導を見よう見まねで覚えようとしてもそれは難しいかと思います。

 

仮に一挙手一投足、一言一句を完璧にコピーしたとしてもポイント(からくり)をしっかり理解するのが難しいです。

ポイントがわからないと、少しでもアレンジするとポイントを外してしまうこともあるでしょうし、そもそも誘導は相手に合わせて臨機応変に進行していくものですから、被験者Aへの誘導の完コピが次の被験者Bにはそぐわないものになることがほとんどだと思います。

 

ですので、最近増えてきた催眠術の動画を見るだけでは上達スピードは限られてくるでしょう。

 

やはりその仕組を理解した上で見ないと十分な価値を得ることは難しいと思います。

 

体験会に来る方で、我々の誘導から誘導の仕方を学ぼうとを穴が空くほど観察する方もいらっしゃいます。

 

もちろん何かしら得るものはあるかもしれませんが、そうなると肝心の「催眠術にかかる」体験の質が落ちる可能性があります。

 

見学のターンのときはそれでも構わないのですが、ご自身が誘導される体験のターンときはそういったことは忘れてリラックスして誘導に委ねた方がより満足度の高い経験になると思います。


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自己催眠の指導の効果

自己催眠を試みているのだけどなかなかうまくいかないという方がいます。

 

最も有名な自律訓練法のやり方はネットや書籍で簡単に見つかりますが、いざやってみるとなかなかコツもつかみにくいですし、そもそも自分が正しくできているかどうかもよくわからず困っている方が多いようです。

 

ですが、私が催眠状態に導いたあとにこの自律訓練法の暗示を入れてあげると、ゴールとしてどういう状態が感覚的にわかると同時に、なんとなく気持ちの持って生き方もわかり、上達が進みます。

 

皆さん

「わかった気がします」

「次は行けそうです」

と言ってくれます。

  

これも催眠療法士の役割の一つです。

 

催眠術体験会の中でも指導できますのでご希望の方はお知らせください。


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こんなことありません?

トランス状態というのを聞いたことがありますか?

催眠術の世界ではトランス状態という単語がよく出てきます。

 

しかし、日常でもいつもと違う意識状態になっていることに気づいていますか?

これをトランスとよんでいます。

トランスは頻繁に起きているのです。

 

たとえば。

お風呂に入っている間、ずっとなにか考え事をしていたとします。

頭の中はそのことでいっぱいです。

頭や体を洗ったあと湯船につかってぼけーっとしていると

「あれ?そういえばシャンプーしたっけ?」

確かに髪は濡れているし、よくよく落ち着いて思い出せばシャンプーはした、ということはわかるのですが、一瞬わからなくなる。

無意識にシャンプーしちゃっていますね。

 

たとえば。

たとえば好きな人との初デートの日、気持ちが浮ついていて、いろんなことを考えながら家を出る。

しばらくして

「あれっ家の鍵しめたっけ・・・?」

大体の場合は、無意識に鍵を閉めているので大丈夫です。

(本当に鍵をかけていないという場合もあるでしょうけど)

 

何かに熱中してて、ケガをしていることに気が付かなかった、なんてこともあります。

20年以上前に、ゲームセンターで格闘ゲームがはやっていて、あまりゲームをしない友達が、必死になってプレイして、コントローラーを強く握りしめるあまり、指から血が出ているのをゲームが終わるまで気が付かなかった、と言うことがありました。

ゲームに集中するあまり他のことが気にならなくなっていますね。

 

女性に多いのが、脚に青あざができているのに、どこでどうやって脚をぶつけたのかわからない、なんてことがあります。その時は何か別のことに意識が集中していたのだと思います。

 

他には、物を探していて、ここは確実に一度見たはずなのに、もう一度見たらそこにあったとか、逆にここにあったはずなのに今見たらないなんてこともあります。

これは幻覚と呼ばれるものです。

 

よく考えたら不思議ですが、あまりに日常的すぎてそれほど違和感を持ちませんよね。

 

トランスは意外に頻繁に起きています。

 

催眠状態とは、トランスの中でも「リラックス系」トランスの発展したものです。


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好きな仕事をする

人間、やりたいことをやるべきです。

 

「やりたいからやる」という内部的動機によって始めた行動に対し、内部的報酬「満足感・達成感」を得るのが最も健康的だからです。

 

ですが、例えばその行動に対しお金や物品といった外部的報酬を与えると何故か内部的動機が縮小してしまい、やる気が無くなってしまうという心理効果があります。

特にお金は数字なのでその力が特に強いです。

 

アンダーマイニング効果と呼びます。

 

有名な逸話でこういったものがあります。

  1. 壁に落書きをする悪ガキに毎日お礼として小遣いを与え続ける。
  2. 小遣いをやることを止める。
  3. 悪ガキは落書きをしなくなる。

 

これは、1で、いたずら心という内部的動機を小遣いという外部的報酬にすりかえ、2でその外部的報酬の供給をやめることで、3で行動が止まるという話です。

 

好きなことを仕事にすることのリスクの一つにアンダーマイニング効果があります。

 

好きなことを仕事としているとき、その行動や成果は自分にとってかけがえのないもの、すなわちプライスレスに感じたいところに、具体的に金額という数字で測れてしまうと「自分のかけがえのない行動・成果は数字で見るとこんなものか・・・」と感じてしまい、がっかりしてしまいます。

 

ですので好きなことを仕事にするのでしたら、自分の行動や成果と入ってくるお金(収入)のつながりをできるだけ感じないように生活をデザインすると良いです。

 

好きなことを続けていたら知らぬ間に(意識せず結果的に)お金を稼いでいる

 

と感じる状態が理想です。

 

そうは言っても頭では仕組みを理解しています。

それに仕事せずして生きていける人は殆どいません。

 

ですので、好きなことを仕事にするのは理想ですが、それが難しい場合は「好きな仕事をする」でもいいと思います。

 

自分の仕事を好きかどうかで人生の質が大きく変わります。

日々の8〜12時間をどう過ごすか。これは24時間の33〜50%に当たります。

とても重要です。

働かなければならないなら、できるだけやりがいのある、好きな仕事をすべきです。

 

先日ネットで

転売で月収70万あげているが、ちっとも興味のない商材を流通させているだけなのでモチベーションが上がらなくて辛い

と言ったような書き込みを見かけました。

 

確かに月収70万はすごいですし魅力的ですが、精神的に辛いと思います。

この転売行為自体や商材に興味がある人ならば問題はないのですが、そうでない場合は逆に月収の高さがやめにくい理由(やめるのがもったいない・怖い)となって辛い生活になってしまいます。

 

理想の仕事というのはなかなかありません。サラリーマンでも自営業でも経営者でもです。

先の転売の例のように収入など理論的な基準と、好みや興味といった主観的な基準、後者によりウェイトをおいてうまく折り合いをつけられるような職業選択をすると幸せになれると思います。


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催眠術で食べ物の味が変わります

体験会では催眠による味変化を体験したいと思う方は多いようで、よくリクエストをいただきます。

 

飲食物はこちらから提供しにくいので、もしチャレンジしたい方はご自身で持ち込んでいただけると助かります。

 

それにご自身で準備されたものの方が安心できると思います。

 

今まで持ち込まれたものの例です。

  • 水(ペットボトル)→酸っぱくなる、甘くなる、お酒になる、炭酸になる、ジュースになる、温度が変わる
  • チョコレート→甘さを感じなくなる
  • レモン果汁→酸っぱくなくなる、甘くなる

味が変わる驚きというものは楽しいですが、逆に暗示をといて味が元に戻る瞬間もなかなか楽しいです。

 

よくテレビで見るチューブ入りわさびを持参して辛味がなくなる、甘くなると言う変化に挑戦した方はまだいません。

 

味変化は成功すると楽しいので、挑戦したい方はお申し出ください。

※ご自身で持ち込み願います。


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(正しい)知識+経験=よい催眠術師

先日の体験会である女性に催眠誘導しました。

 

私はかかりやすいかも、とおっしゃっていましたが、実際はじめて見るとなかなかスムーズにいきませんでした。

我々のイメージする段階の踏み方とは違い、若干戸惑いました。

 

それでも、最終的にはご自身が持ってきたチョコレートの味変化までできたのできっと満足していただけたと思います。

 

最後に感想を聞いたときに、

「昔催眠術の本を何冊か読んだことがあって、時々それと同じ手法だーって思いました。」

とおっしゃっていました。

私が

「誰の本か覚えていますか?」

と聞くと、なんと筆者は私の催眠術の先生でした。

 

さもありなんですね。

私はその方の生徒ですw

 

ですが、やはり本やDVDで知識を詰めただけではやはり催眠術師になるのは難しいと思います。

先生に直接教わる双方向のコミュニケーションでなく一方向の学びとしての限界もありますが、催眠術はコミュニケーション術のようなもので、やはり実践→反省(分析)→改善という経験を繰り返すことで上達していきます。

 

知識と経験、どちらも重要です。

知識だけではよい催眠術師になれません。

経験だけでもよい催眠術師になれません。

 

一般的に催眠術を学習する上で

  • (特に催眠術の世界は)正しい(有効な)知識にたどり着くのが難しい
  • 催眠術をかける相手を探すのが難しい

という2つの大きな壁があると思います。

 

さらに各人の課題として

  • 余計な事前知識・経験
  • 思い込み(事態を正しく理解しない)
  • メンタルブロック(躊躇・覚悟不足など)
  • 顧みない姿勢

などあるので、よい催眠術師になるのはなかなか難しいと思います。

 

 私も先生のレベルに達するまで謙虚に精進を続けてより良い催眠術師・催眠療法士の道を追求していくつもりです。


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催眠に必要なのは「自分ごと」

先日の体験会で、面白いことがおきました。

 

男女各1名が参加したセッションでした。

 

はじめにヘルパー催眠術師のダヴさんが女性を催眠誘導しました。

 

しっかり催眠に入りました。その日一番良く入ったと思います。

 

一通り終わったのでいったん女性は見学席に戻って待機します。

 

次は男性の番です。

私が誘導します。

 

私が催眠誘導を行っている最中、待機していたダヴさんが何事かしているのを目の端に認めたのですが、私は誘導に集中していて何が起きているのかわかっていませんでした。

 

後で聞くと、私が男性に対し

「最も悲しかったことを思い出してください。」

と言っているのを、待機している女性が悲しいことを思い出して涙をボロボロ流していたそうです。

そこでダヴさんがティッシュを女性に渡していた場面を私が垣間見たという話でした。

 

彼女は催眠誘導の対象ではないときも、催眠術師のいうことに反応したのです。催眠術師は交代しているにも関わらずです。

 

自分に話しかけられていない時も、男性への話しかけを「自分ごと」として捉えていたので反応してしまいました。

 

催眠に入るには誘導を自分ごととして捉えないといけません。

 

誘導を受けているときに

「これはどういう意味・効果があるんだろう?」

なんて考えているときは、これは客観に寄っていて「自分ごと」の意識が低く、まだ催眠が浅いと言えます。

 

もし実際に誘導していてそういうことを考えすぎてしまう場合はお知らせください。

 

そういう場合の対処法もある程度あります。

 

誘導で促される行為に集中できてないとも言えるので

  • 同時に複数のことをしてもらう
  • 少し頑張るような行動をしてもらう

ことで集中せざるを得なくなるような状況を作ったりもします。

このように余計な考えが入る余地を与えないように誘導する事で改善することがあります。


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ちょっと暑い→脱ぐ、暑い→着込む

今週のお題「残暑を乗り切る」

 

毎日暑いですね。

 

最近は幾分暑さも和らいできましたが、私の記憶では9月にはまた暑さがぶり返すタイミングが例年あるような気がします。

気のせいですか。どうなんですか。

 

私のようなゴリマッチョよりの連中は体温が高いです。

 

ちょっと気温が上がっただけで、暑い暑いと服を脱ぎ始めます。

 

でもすぐに限界が訪れます。

 

もう脱げないのですから。この筋肉は。脂肪は。

これ以上は無理なんです。

 

次に何が起こるかというと、汗が止まらなくなります。

 

少し歩いても止まると汗がドバドバ。

 

どうやっても汗を止める方法はありません。

 

Tシャツがピッタピタになって乳首などが透けて来ます。

 

張り付くTシャツ。

辛い。

こっちも辛いが見る方も辛いことでしょう。

 

でももうこれ以上服を脱ぐことはできない。

 

こういうときの対策は以下の2つのあわせ技でかなり快適になります。

 

1.Tシャツの下にユニクロのエアリズムを着る

Tシャツは綿です。汗をかくと不快です。

Tシャツ一枚より確実にエアリズムを加えたほうが快適です。

暑いときこそもう一枚着込むのです。

2.タオルを中に入れ込む

タオルの半分を首から胸元に入れ込みます。ちゃんと広げた状態にするのがベストです。残りの半分を背中側に広げて入れ込みます。

そうすると汗をかくそばから次々とタオルに吸われていって、不快さがなくなります。

暑いときこそ更にタオルも着込むのです。

こういう状態で炎天下の中を歩いたり自転車乗ったりして、エアコンのきいた目的地に着いたらタオルを体から抜き出せば清涼感すら感じます。

 

移動中は顔にも汗をかくので顔を拭くタオルは別で持っておくと完璧です。

 

あとは道中ガリガリ君を躊躇せずに買いまくって食べまくるのがコツです。

 

今月いっぱい有給消化中の私は明日も自転車でラーメンを食べに行くミッションをクリアせねばならないので、エアリズムとタオルをTシャツの下に着込んで出動したいと思います。


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暗示のつもりが指示と受け止められる

  1. では、椅子に腰掛けて。
  2. そう、楽な姿勢にしてください。
  3. こんな風に前へならえみたいにしてください。そうです。
  4. 肩の力を抜いて。
  5. (相手の正面にしゃがみ、相手の目線と同じ高さで目を合わせる)
  6. 私の目をじーっと見てください。もう一度見たら目をそらさないで。もし目がそれたらまた目線を戻してください。
  7. (目を合わせたまま)私がハイって言ったら腕がこーんな風に開いていきます。
  8. (相手の腕を開く)
  9. 開いたら私がストップといいます。そしてまたハイ!と言ったら腕が内側に向かって閉じていきます。
  10. では行きますよ。手の中に意識を集中して。
  11. 目を閉じて。
  12. ハイ!
  13. どんどん開く!もっと開く!
  14. (腕が開く)
  15. ストップ!ハイ!今度は腕が閉じる!
  16. どんどん閉じる!
  17. (腕が閉じる)
  18. はい、いいですよ。目を開けて。
  19. どうでしたか?自然に動く感じがありましたか?

私達がよくやる技法の流れです。

(省略している部分もありますし、実際は被験者の状況を見ながらアレンジしますので、これをそのまま読み上げるだけでは成功の確度はあまり高くならないと思いますのでご注意を)

 

この流れの中でステップ14が「暗示に反応して自然と」腕が開いてほしい場面、17は閉じてほしい場面です。

 

残念ながら反応しない場合もありますが、それよりもこちらが困惑するのは、14、17の場面で腕を意識的に動かす人です。

20人に1人ぐらいでしょうか。まれにいます。

 

演技をしているのではなく、私に「動かせ」と指示されたと思い込んでいるから動かしているのです。

 

7、9の暗示(予言)を指示だと受け取っているようです。

 

でも、1〜6までの流れは明らかに指示で

7〜9、は暗示のつもりです。

 

1〜6では、暗に「あなたは」〜してください、と主語をあなたにしています。

7〜9では、「腕が」〜します、と主語を腕にしています。

基本的に指示をしたいときは主語を暗にあなたに、暗示は主語を明確に腕にしていて区別しているつもりです。

 

殆どの人はそれで暗示と指示を区別をしてくれるのですが、時々暗示を指示として受け取ってしまう方がいます。

 

そういう場合、大体は似たような他の暗示も指示だと受け取るので、

目がピタッと閉じてしまう

頭が後ろに倒れる

と言った暗示も、指示されていると思い込み、単に動かしているだけになってしまいます。

 

もうこうなってくるとコミュニケーションの話になってきますが。

(余談ですが催眠術を覚えると日常のコミュニケーションでも言葉の正確性にも敏感になってきます。)

 

こういう場合はどうすればいいのでしょうか?

 

被験者がそういう人かどうかはやってみないとわからないので、暗示にもう少し言葉を加えて誤解させないように正確に伝えるよう慎重を期すべきかもしれません。

 

私がハイって言ったら腕がこーんな風に開いていきます。

私がハイって言ったら腕がこーんな風に自然と開いていきます。

私がハイって言ったら腕がこーんな風に勝手に開いていきます。

 

と、言葉を付け加えるのはいいかもしれません。

 

また、実際に遭遇してやらかしてしまった場合は、以降の暗示では下のようにさらに言葉を尽くすのがいいかもしれません。

 

私がハイって言ったら腕がこーんな風に暗示に反応して勝手に開いていきます。

私がハイって言ったら腕がこーんな風に意識的に動かさなくても勝手に開いていきます。

私がハイって言ったら腕がこーんな風に無意識に勝手に開いていきます。

 

できることはこれぐらいかな、と思っていますが、こういった対策が最善かどうかは、今週先生に会う機会があるので聞いてみようと思っています。

 

先生、つまるところ質問したいことは以下です。

 

①暗示として最良なのはどれだと思いますか?(相手が暗示を指示だと受け取る人かどうかわからない状態)

  1. 私がハイって言ったら腕がこーんな風に開いていきます。
  2. 私がハイって言ったら腕がこーんな風に自然と開いていきます。
  3. 私がハイって言ったら腕がこーんな風に勝手に開いていきます。
  4. 私がハイって言ったら腕がこーんな風に暗示に反応して勝手に開いていきます。

  5. 私がハイって言ったら腕がこーんな風に意識的に動かさなくても勝手に開いていきます。

  6. 私がハイって言ったら腕がこーんな風に無意識に勝手に開いていきます。

1だと言葉足らずで誤解されるたりしないか、逆に2〜5は蛇足だったりしないか、ちょうどいい塩梅はどこらへんかで悩んでいます。(暗示と指示を明確に区別せよ、の教えはわかっているつもりですが、「程度」で悩んでいます)

もしかして声色など非言語(雰囲気)も関係あるかもですね・・・

 

②相手が暗示を指示だと受け取ってしまう人で、誘導中にやらかしてしまったところからの最良の挽回方法を教えて下さい。

 

今度お話させてください。


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